特許
J-GLOBAL ID:200903024765374601

組立式整流子を備えた小型モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮地 暖人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-309859
公開番号(公開出願番号):特開平8-149760
出願日: 1994年11月20日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 組立工程を増やすことなく簡単に組立式整流子を組立てることができ、筒体への整流子片の固着強度を増大させて電機子巻線結線時における整流子片の円周方向の位置ずれを防止し且つ整流子片の離脱を防止する。【構成】 ケーシングの内部に固定子が取付けられ、この固定子に対向して配設されて回転する回転子に組立式整流子が設けられた小型モータにおいて、前記組立式整流子26は、円筒部にフランジ部46が形成され、このフランジ部の側面47に外方に向けて複数の凹溝48が形成され、前記回転子の回転軸に取付けられる絶縁性の筒体40と、円弧状に形成された本体部54が前記円筒部の外周面に取付けられ、前記本体部の一端縁56から外方に向けて折曲形成された電機子巻線結線用の端子部55が前記凹溝内に収納される導電性の3個の整流子片41とを備え、前記凹溝の側壁と前記端子部55に凸部52,57を設け、前記端子部が前記凹溝内に圧入されたとき前記凸部と前記側壁が変形した状態で前記端子部を係止する。
請求項(抜粋):
ケーシングの内部に固定子が取付けられ、該固定子に対向して配設されて回転する回転子に組立式整流子が設けられた小型モータにおいて、前記組立式整流子(26,26a乃至26e)は、円筒部(43)にフランジ部(46)が形成され、このフランジ部の側面(47)に外方に向けて複数の凹溝(48,48b,48d)が形成され、前記回転子(13)の回転軸(14)に取付けられる絶縁性の筒体(40,40b乃至40d)と、円弧状に形成された本体部(54)が前記円筒部の外周面(60)に取付けられ、前記本体部の一端縁(56)から外方に向けて折曲形成された電機子巻線結線用の端子部(55,55a乃至55d)が前記凹溝内に収納される導電性の複数個の整流子片(41,41a乃至41d)とを備え、前記凹溝の側壁(50,50b,50d)と前記端子部の少なくともいずれか一方に少なくとも一個の凸部(52,57,57a,57b,57c,65)を設け、前記端子部が前記凹溝内に圧入されたとき前記凸部と前記側壁のいずれか一方が変形した状態で前記端子部を係止することを特徴とする組立式整流子を備えた小型モータ。
IPC (2件):
H02K 13/00 ,  H01R 39/04

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