特許
J-GLOBAL ID:200903024765992020

微量化学物質分析用前処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 澤野 勝文 ,  川尻 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-429984
公開番号(公開出願番号):特開2005-189071
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】サンプルを加熱濃縮させることなく、有機溶媒で抽出されたサンプルに含まれる不純物の除去操作を全自動化する。【解決手段】サンプルに含まれる不純物を除去して微量化学物質を濃縮する溶液処理部2A〜2Fが、サンプルを減圧蒸留濃縮すると共に、微量化学物質を溶かす可溶液及びその物質を溶かさずに不純物を溶かす不溶液を注入してこれらを比重差分離させる濃縮容器C1と、その容器C1内を減圧状態に維持する減圧ジョイント15と、濃縮容器C1に対してニードルノズル7を挿入して可溶液の注入及び溶液の吸入・注出を行う可溶液ハンドラ8と、濃縮容器C1に対してニードルノズル9を挿入して不溶液の注入及び廃液の吸入・注出を行う不溶液ハンドラ10とを備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
サンプルに溶液を加えることにより不純物を除去して微量化学物質を濃縮する溶液処理部と、この操作を自動制御するコントローラを備えた微量化学物質分析用前処理装置であって、 前記溶液処理部が、有機溶媒で抽出されたサンプルを減圧蒸留濃縮させると共に、検出しようとする微量化学物質を溶かす可溶液及びその物質を溶かさずに不純物を溶かす不溶液を注入して、これらを比重差分離させる濃縮容器と、 前記濃縮容器に接続されて容器内を減圧状態に維持する減圧ジョイントと、 前記濃縮容器に対してニードルノズルを挿入して可溶液の注入及び溶液の吸入・注出を行う可溶液ハンドラと、 前記濃縮容器に対してニードルノズルを挿入して不溶液の注入及び廃液の吸入・注出を行う不溶液ハンドラとを備え、 前記コントローラが、各ニードルノズルの位置制御、可溶液及び不溶液の注入、溶液及び廃液の吸入・注出を予め設定されたタイミングで行い、濃縮容器に可溶液及び不溶液を注入して比重差分離された不溶液の廃液を廃棄し、再び不溶液を注入して比重差分離する操作を所定回数繰り返す制御を行うことを特徴とする微量化学物質分析用前処理装置。
IPC (8件):
G01N1/34 ,  G01N30/00 ,  G01N30/26 ,  G01N30/46 ,  G01N30/48 ,  G01N30/74 ,  G01N30/84 ,  G01N31/00
FI (10件):
G01N1/34 ,  G01N30/00 B ,  G01N30/26 A ,  G01N30/46 G ,  G01N30/48 J ,  G01N30/48 Y ,  G01N30/74 E ,  G01N30/84 J ,  G01N31/00 V ,  G01N31/00 Y
Fターム (30件):
2G042AA01 ,  2G042BD02 ,  2G042CA10 ,  2G042CB06 ,  2G042EA01 ,  2G042EA03 ,  2G042FA01 ,  2G042FA20 ,  2G042FB02 ,  2G042HA03 ,  2G042HA10 ,  2G052AB22 ,  2G052AB27 ,  2G052AD26 ,  2G052CA03 ,  2G052CA18 ,  2G052DA25 ,  2G052EB03 ,  2G052ED01 ,  2G052ED07 ,  2G052FB02 ,  2G052FB07 ,  2G052FC02 ,  2G052FC04 ,  2G052FC12 ,  2G052FC15 ,  2G052FD17 ,  2G052JA06 ,  2G052JA07 ,  2G052JA08
引用特許:
出願人引用 (1件)

前のページに戻る