特許
J-GLOBAL ID:200903024766475193

動作補償補間

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 勝徳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-512476
公開番号(公開出願番号):特表平11-513541
出願日: 1996年09月19日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】本発明は、様々な信頼度の動作ベクトルを使用して、テレビなど動画の動作補償補間を効果的に行う方法を提供する。別個の動作推定器によって生成された動作ベクトルの信頼度を考慮することによって、比較的優れた補間が行われる。これは、信頼性のない動作ベクトルが原因で起きる好ましくない切換アーティファクトによってしばしば劣化するところの、動作ベクトル信頼度を考慮しないような、単純な動作補償補間とは、対照的である。本発明は例えば、画像率の異なるテレビ標準方式に切り換えるのに使用される動作補償標準方式切り換え器の改良に利用することができる。本発明では、動作ベクトルの信頼度に応じて、動作補償補間と非動作補償補間との間を徐々に移行させることができる。これは、動作推定器によって生成されるベクトル信頼度信号で制御される索引テーブルを使用して、時間的補間タイミングを変更することによって、達成することができる。補間された出力画像の動軌道の調整にも効果的である。
請求項(抜粋):
ビデオまたはフィルム信号の処理における補間方法であって、入力ストアに入力信号の入力ピクセル値を保留する工程、補間されるべき各出力座標に動作ベクトルを代入する工程、各動作ベクトルの信頼度の表示を提供する工程、対応する動作ベクトルの信頼度に応じて各出力座標の時間的座標を変更する工程、動作ベクトルと変更された出力座標に基づいて入力ストアから少なくとも一つのピクセル値を選択する工程、とを含み、補間された出力ピクセル値はその少なくとも一つのピクセル値から判断されるもの。

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