特許
J-GLOBAL ID:200903024772493306

自己組織化を利用した有機太陽電池及びそれに用いられる自己組織化構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小林 良平 ,  竹内 尚恒
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-263705
公開番号(公開出願番号):特開2006-080346
出願日: 2004年09月10日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 ポルフィリンとフラーレン類の自己組織化を利用した有機太陽電池において、高いエネルギー変換効率を実現する。 【解決手段】 ポルフィリンとリンカー部から成る開始構造体を金微粒子に結合させることで、金微粒子の周囲を多数の開始構造体が囲繞する第1構造体を形成し、置換反応によって該第1構造体中の開始構造体の一部を、開始構造体よりも鎖長の短い短鎖構造体で置換することで、前記第1構造体の外表面にフラーレンを取り込むための空間(表面孔)を導入する。該表面孔にフラーレンを取り込ませた第1構造体を酸化スズ電極上に電析させ、該電極を用いて太陽電池を作製する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有機太陽電池に使用される自己組織化構造体の製造方法であって、 a)ポルフィリン類にリンカー部を付加することにより開始構造体を形成する工程と、 b)金属微粒子にリンカー部を結合させることにより、金属微粒子の周囲を多数の開始構造体で囲繞した第1構造体を形成する工程と、 c)前記金属微粒子の周囲を囲繞する開始構造体の一部を、該開始構造体より鎖長の短い短鎖構造体と置換することにより、前記第1構造体の外表面にアクセプタ分子を取り込むための空間(表面孔)を導入する工程と、 d)表面孔を導入した第1構造体とアクセプタ分子を非極性溶媒中で混合することにより、第1構造体の表面孔にアクセプタ分子が取り込まれた第2構造体を形成する工程と、 e)多数の第2構造体を極性溶媒と非極性溶媒の混合溶媒中で自己組織化することにより自己組織化構造体(第3構造体)を形成する工程と、 を有することを特徴とする自己組織化構造体の製造方法。
IPC (2件):
H01L 51/42 ,  H01L 51/05
FI (2件):
H01L31/04 D ,  H01L29/28
Fターム (4件):
5F051AA11 ,  5F051CB30 ,  5F051FA03 ,  5F051FA04
引用特許:
出願人引用 (8件)
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引用文献:
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