特許
J-GLOBAL ID:200903024773645916

誘導型位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-101286
公開番号(公開出願番号):特開平10-318781
出願日: 1998年04月13日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 改良されたコンパクトな巻線構成を用いて、無駄なオフセット成分がなく、外部磁界の影響も受けず、且つ格別の製造や回路精度を要せず高分解能の位置測定を可能とする高精度の誘導型位置トランスジューサを提供する。【解決手段】 位置トランスジューサ200は、結合ループ212,216が形成されたスケールと、送信巻線223a,223bと受信巻線224,226とが形成された読み出しヘッド220とを有する。送信巻線223a,223bが発生する一次磁界は結合ループ212,216の第1ループ部分213,217に結合し、第2ループ部分214,218は二次磁界を発生して、受信巻線224,226に誘導結合する。受信巻線224,226は結合巻線212,216の配列と対応する周期パターンに形成されて、スケール210と読み出しヘッド220の相対位置に応じた位置依存性出力を出す。
請求項(抜粋):
第1の部材と、この第1の部材が測定軸に沿って移動可能であるような測定軸を有する第2の部材と、励振信号に応答して第1の磁束領域内に第1の可変磁束を発生する少なくとも一つの磁界発生器と、前記第1の磁束領域内に配置された第1の部分及び前記第1の磁束領域から物理的に離れた第2の磁束領域内に配置された第2の部分を有し、前記第1の部分に前記第1の可変磁束に応答して誘導電流が発生され、その誘導電流により前記第2の部分に第2の可変磁束が発生される少なくとも一つの磁束結合ループと、少なくとも一つの磁束センサとを備え、a)少なくとも一つの磁束センサと、b)少なくとも一つの磁界発生器の少なくとも一方は、前記測定軸に沿って延び且つ交番する幅の増減を含むパターンで空間的に変調された誘導性領域を含み、各磁束センサは、前記第1の磁束領域の外側に配置されて少なくとも一つの前記磁束結合ループの前記第2の磁束領域の前記第2の可変磁束を検出すると共に、検出された磁束に基づいて当該磁束センサと少なくとも一つの前記磁束結合ループとの間の相対位置の関数である出力信号を発生するものであり、且つ前記磁界発生器、磁束結合ループ及び磁束センサのいずれか一つが前記第1、第2の部材の一方に、残りの二つが他方に配置されていることを特徴とする誘導型位置検出装置。
IPC (4件):
G01D 5/20 ,  G01B 7/00 ,  G01D 5/245 101 ,  G01D 5/245
FI (4件):
G01D 5/20 H ,  G01B 7/00 D ,  G01D 5/245 101 C ,  G01D 5/245 101 M
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 絶対位置検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-047205   出願人:株式会社安川電機
  • 特開昭62-257015
  • 特開昭62-242816
審査官引用 (2件)
  • 絶対位置検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-047205   出願人:株式会社安川電機
  • 特開昭62-257015

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