特許
J-GLOBAL ID:200903024773655873

樹脂シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 千明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-302839
公開番号(公開出願番号):特開平6-126905
出願日: 1992年10月15日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 縦方向と横方向における熱伸縮率の相違に起因する皺の発生を防止した樹脂シートを提供する。【構成】 表皮材5の表面に形状記憶樹脂7が塗布されたサンバイザー本体2は、150°C/1分をもって加熱されて、形状記憶樹脂7に形状の記憶入れがなされる(?A〜?B)。形状の記憶入れがなされた形状記憶樹脂7は、ガラス転移点Tg(35°C付近)以下では、高分子が冷却固化してガラス状態となっている(図1の?C)。よって、ガラス状態となっている形状記憶樹脂7の硬質性により、表皮材5の各方向への伸縮が阻止される。また、車室内温度がガラス転移点Tg以上になると、形状記憶樹脂7があらゆる方向に略同一の膨張率をもって膨張し、形状記憶樹脂7がその表面に一体的に設けられている表皮材5の縦方向Aと横方向Bとが略同一の伸長率をもって伸長する。
請求項(抜粋):
表面に、芳香族系で希釈されたポリノルボルネンを主成分とする形状記憶樹脂を塗布し、該形状記憶樹脂に形状を記憶させ得る所定温度及び所定時間をもって加熱したことを特徴とする樹脂シート。
IPC (4件):
B32B 27/08 ,  B68G 7/00 ,  C08J 7/04 ,  B32B 31/26

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