特許
J-GLOBAL ID:200903024774050525

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042261
公開番号(公開出願番号):特開平10-238619
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 動作特性の変化時も、指令圧が摩擦要素の締結必要圧に一致するように行う特性マップの修正を、踏み込みダウンシフト時のトルクフェーズーズ中に可能にする。【解決手段】 パワーオン走行中の4→3ダウンシフト変速時におけるトルクフェーズ?C中に、ギヤ比gr が同期回転ギヤ比gr4より若干高めの参照ギヤ比gr5を越えた分のギヤ比偏差を積分する。この積分値が設定値より大きいとき、トルクフェーズ中に締結側摩擦要素に与える第1棚圧P4 を高くするような指令が発せられるよう締結側特性マップを修正し、上記の積分値が設定値より小さいとき、第1棚圧P4 を低くするような指令が発せられるよう締結側特性マップを修正する。
請求項(抜粋):
締結状態の摩擦要素を、コントローラからの指令値に応動するアクチュエータによる作動液圧の低下で解放させると同時に、解放状態の摩擦要素を、該コントローラからの指令値に応動するアクチュエータによる作動液圧の上昇で締結させることによりダウンシフト変速を行い、前記コントローラが前記各アクチュエータへの指令値を、アクチュエータ固有の予定の指令値・作動液圧特性に基づき、摩擦要素の要求締結容量に対応する要求作動液圧に対応付けて決定するようにした自動変速機において、パワーオン走行のもとでの前記ダウンシフト変速中、変速機入出力回転比で表されるギヤ比が変速後ギヤ比に最初に一致したトルクフェーズ開始後、該ギヤ比が設定ギヤ比を越えている時間が予定時間よりも長い場合、前記締結すべき締結側摩擦要素の作動液圧が、前記コントローラからアクチュエータへの同じ指令値に対して高くなるよう、前記予定の指令値・作動液圧特性を修正するよう構成したことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:40 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:46

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