特許
J-GLOBAL ID:200903024779957855

対物レンズ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313258
公開番号(公開出願番号):特開平10-162389
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 光ディスク装置に用いられる軸摺動方式の対物レンズ駆動装置において、簡単な構成により、可動子と回転軸の隙間から発生する可動子の傾きを一定にし、動的傾きによる光学特性の劣化を防止する。【解決手段】 対物レンズ2と1対の中点復帰用磁性板5a、5bとを備え、ヨークベース9に固定された回転軸8に回動、摺動自在に取り付けられた可動子7と、中点復帰用磁性体5あ、5bそれぞれに離間対向する位置においてヨークベース9に固定された1対のトラッキング用マグネット11a、11bとを備える構成を有する。回転軸を含む平面内において、1対の永久磁石と回転軸に対し非対称に設置した1対の磁性板との磁力により回転モーメントMを発生させ、可動子7を回転軸8に付勢する。この結果可動子7と回転軸8との隙間による傾きは一定となり、可動子7の動的傾きによる光学特性の劣化を防止する対物レンズ駆動装置が得られる。
請求項(抜粋):
ベースに固定された回転軸と、対物レンズを備え前記回転軸に回動、摺動自在に取り付けられたレンズホルダと、前記レンズホルダに取り付けた少なくとも1対の磁性体と、前記各磁性体とそれぞれ離間対向する位置において前記ベースに固定された少なくとも1対の永久磁石とを備え、前記回転軸を含む平面内において、前記1対の磁性体と前記1対の永久磁石との磁力により発生する回転モーメントにより前記レンズホルダを前記回転軸に付勢するように、前記1対の磁性体を前記回転軸に関して非対称な位置に配置したことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
IPC (2件):
G11B 7/09 ,  F16C 32/04
FI (2件):
G11B 7/09 D ,  F16C 32/04 Z

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