特許
J-GLOBAL ID:200903024780486661

記録体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蓮見 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-224460
公開番号(公開出願番号):特開平5-058020
出願日: 1991年09月04日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】赤外領域に読取り波長を持つ光学文字(又はマーク)読取り装置に対して優れた特性を備えた記録体を提供する。【構成】無色ないし淡色の塩基染料として、下記一般式〔化1〕又は〔化2〕で表されるフタリド誘導体の少なくとも一種を含有する記録体において、さらに下記一般式〔化3〕又は〔化4〕で表されるフタリド誘導体の少なくとも一種を含有せしめたことを特徴とする記録体。【化1】【化2】【化3】【化4】
請求項(抜粋):
無色ないし淡色の塩基性染料として、下記一般式〔化1〕又は〔化2〕で表されるフタリド誘導体の少なくとも一種を含有する記録体において、さらに下記一般式〔化3〕又は〔化4〕で表されるフタリド誘導体の少なくとも一種を含有せしめたことを特徴とする記録体。【化1】〔式中、R1 〜R6 は各々水素原子;C1 〜C8 のアルキル基;C5 〜C8 のシクロアルキル基;C3 〜C8 のアルコキシアルキル基;C3 〜C9 の不飽和アルキル基;テトラヒドロフルフリル基;テトラヒドロピラン-2-イル-メチル基;ハロゲン原子,C1 〜C4 のアルキル基又はC1 〜C4 のアルコキシル基で置換されてもよいアルアルキル基;ハロゲン原子,C1 〜C4 のアルキル基又はC1 〜C4 のアルコキシル基で置換されてもよいアリール基;ハロゲン原子、C1 〜C4 のアルキル基又はC1 〜C4 のアルコキシル基で置換されてもよいフェノキシ基を有するC2 〜C8 のアルキル基を示す。またR1 とR2 、R3 とR4 、R5 とR6 は互いに又は隣接するベンゼン環と共にヘテロ環を形成することもできる。〕【化2】〔式中、R7 〜R16は各々水素原子;ハロゲン原子;ニトロ基;置換されてもよい飽和又は不飽和のアルキル基;置換されてもよいシクロアルキル基;置換されてもよいアルコキシル基;置換されてもよいアシロキシ基;置換されてもよいアリール基;置換されてもよいアルアルキル基;置換されてもよいフェノキシ基;置換されてもよいチオアルコキシル基;アミノ基-NR18R19(但しR18、R19は各々水素原子;置換されてもよい飽和又は不飽和のアルキル基;置換されてもよいシクロアルキル基;置換されてもよいアリール基;置換されてもよいアルアルキル基;テトラヒドロフルフリル基;置換されてもよいアシル基を示すが、互いに又は隣接するベンゼン環と共にヘテロ環を形成することもできる。)を示し、R17は水素原子;低級アルキル基を示す。a、b、c、dは各々炭素原子を示すが、そのうち1〜2個は窒素原子であってもよい。炭素原子には置換基として水素原子;ハロゲン原子;アルキル基;アルコキシル基;置換されてもよいアミノ基;ニトロ基が結合してもよく、a-b、b-cまたはc-d結合が他の芳香環を形成してもよい。〕【化3】〔式中、R22は水素原子;ハロゲン原子;水酸基;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;C1 〜C8 のアルコキシル基;アミノ基-NR35R36を示し、R30は水素原子;ハロゲン原子;水酸基;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;C1 〜C8 のアルコキシル基;アミノ基-NR37R38を示す。またR33、R34は各々水素原子;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;ハロゲン原子,C1 〜C8 のアルキル基,C3 〜C8 のシクロアルキル基,C1 〜C8 のアルコキシル基又はアミノ基-NR39R40で置換されていてもよいアリール基を示す。ここで、R35〜R40は各々水素原子;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;ハロゲン原子,C1 〜C8 のアルキル基,C3 〜C8 のシクロアルキル基又はC1 〜C8 のアルコキシル基で置換されていてもよいアリール基を示し、R33とR34、R35とR36、R37とR38、R39とR40はそれぞれ隣接する窒素原子と共にピロリジノ基、ピペリジノ基またはヘキサメチレンイミノ基を形成してもよい。さらにR20〜R21、R23〜R29、R31〜R32は各々水素原子;ハロゲン原子;水酸基;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;C1 〜C8 のアルコキシル基を示すが、R30とR31、R31とR32はそれぞれ互いに結合して芳香環を形成してもよい。〕【化4】〔式中、R41、R42は各々水素原子;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;ハロゲン原子,C1 〜C8 のアルキル基,C3 〜C8 のシクロアルキル基,C1 〜C8 のアルコキシル基又はアミノ基-NR51R52で置換されていてもよいアリール基を示し、R43〜R46は各々水素原子;ハロゲン原子;水酸基;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;C1 〜C8 のアルコキシル基を示し、Aは下記〔化5〕を示す。【化5】ここで、R47〜R48、R50は各々水素原子;ハロゲン原子;水酸基;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;C1 〜C8 のアルコキシル基を示す。また、R49は水素原子;ハロゲン原子;水酸基;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;C1 〜C8 のアルコキシル基;アミノ基-NR53R54を示す。尚、上記〔化4〕および〔化5〕において、R51〜R54は各々水素原子;C1 〜C8 のアルキル基;C3 〜C8 のシクロアルキル基;ハロゲン原子,C1 〜C8 のアルキル基,C3 〜C8 のシクロアルキル基又はC1 〜C8 のアルコキシル基で置換されていてもよいアリール基;置換基Aを示すが、R51とR52、R53とR54はそれぞれ隣接する窒素原子と共にピロリジノ基、ピペリジノ基またはヘキサメチレンイミノ基を形成してもよい。〕
IPC (2件):
B41M 5/145 ,  B41M 5/30
FI (2件):
B41M 5/12 104 ,  B41M 5/18 104

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