特許
J-GLOBAL ID:200903024780587336

SRモータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247400
公開番号(公開出願番号):特開平7-079588
出願日: 1993年09月08日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 SRモータの制御装置を、駆動効率がよく、しかも低トルクリップルで制御する。【構成】 SRモータ1にロータの回転角度を検出する角度センサ2が取り付けられ、その検出値はトルク指令発生部6からのトルク指令信号とともに制御部3に入力される。制御部でそれらの信号を基にSRモータへの通電位相及び印加電圧を決定する。決定された通電指令値に従い、パワーヘッド駆動部5を動作させ、電源4からの電力がSRモータのステータ巻線に供給される。このときステータ巻線に流れている電流が電流検出センサ7により検出され、検出された電流の変化パターンによりトルクリップルを推定し、トルクリップルが大きいと推定されたら、しかも感じやすい運転域においては、通電位相及び印加電圧に対して、トルクリップルが小さくするように補正を行なう。これにより、高駆動効率と低トルクリップルのもとに所望のトルクを発生させることができる。
請求項(抜粋):
SRモータのトルク指令発生手段と、前記SRモータのロータの回転角度を検出する回転角度検出手段と、前記回転角度検出手段の検出値により前記ロータの回転速度を演算する演算手段と、前記SRモータの回転速度と該SRモータの出力トルクとに対応して前記SRモータのステータ巻線への励磁電流を制御する通電開始角度や通電幅等の通電位相及び印加電圧のデータを予め記憶させた通電データ記憶手段を備え、前記演算手段により演算された回転速度と前記トルク指令発生手段によるトルク指令とに応じて前記通電データ記憶手段から励磁電流の制御指令を読み出し出力する制御手段と、前記制御手段により出力された制御指令に基づいて前記SRモータを駆動する駆動手段とを有することを特徴とするSRモータの制御装置。

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