特許
J-GLOBAL ID:200903024788204029
リアルタイムファイルシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-049089
公開番号(公開出願番号):特開平9-244931
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 リアルタイムオペレーティングシステムのファイルシステムにおいて、高い優先度プロセスのファイルアクセスに対して、低い優先度プロセスの影響を排除する。【解決手段】 ファイル管理からの要求に応じて、キャッシュバッファの確保および開放を処理するファイルキャッシュ制御手段、主記憶上に領域を持つキャッシュバッファ本体およびキャッシュバッファ内の各バッファブロックを管理するためのデータ構造を格納するキャッシュ保持手段、前記キャッシュバッファ内のバッファブロックを管理するためのリストへのポインタの配列、キャッシュバッファ中において外部記憶装置に対して書き出しを必要とするバッファブロックをある規則に基づいた順番で随時書き出していくキャッシュフラッシュ手段を有し、プロセスがファイルアクセスする際に使用するキャッシュを、該プロセスの優先度に応じたキャッシュバッファからのみ使用する。
請求項(抜粋):
プロセススケジューリングを有するオペレーティングシステム制御下において動作し、プロセスの実行・停止を司るプロセス制御手段と、プロセスに割り付る優先度を保持するプロセス優先度テーブルと、キャッシュバッファの確保・解放を司るキャッシュ制御手段と、キャッシュバッファを主記憶上に保持するキャッシュ保持手段と、キャッシュバッファの使用状況を周期的にチェックしてフラッシュ制御処理を行うキャッシュフラッシュ手段とを有するリアルタイムファイルシステムにおいて、上記リアルタイムファイルシステムは、プロセス優先度の数と同じ数に分割されたキャッシュバッファと、上記各キャッシュバッファはこれを構成する各ブロックを、使用中のブロックリスト及び未使用状態のブロックリストの組みとして管理する使用中・フリー状態リストを備え、プロセスがファイルアクセスする際に、該プロセスの優先度に対応したキャッシュバッファを使用するようにしたことを特徴とするリアルタイムファイルシステム。
IPC (4件):
G06F 12/00 514
, G06F 9/46 340
, G06F 12/08
, G06F 12/08 310
FI (4件):
G06F 12/00 514 A
, G06F 9/46 340 F
, G06F 12/08 W
, G06F 12/08 310 Z
前のページに戻る