特許
J-GLOBAL ID:200903024790955198
振動緩衝装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143593
公開番号(公開出願番号):特開平7-071526
出願日: 1987年06月24日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 ツーマスフライホイール間の緩衝機構の減衰効果を内燃機関の種々異なる運転条件及びその他の因子に基づく異なる振動及びノイズ状態に適合させる。装置の製作費を安価にし寿命を長くし摩耗を避け駆動系における動力損失を少なくする。【構成】 一方の質量体803の壁803a,832により形成された、粘性媒体を含む環状通路829,861,862内にばね855が受容され支持されており、環状通路内へばねの他方の支持範囲837aを形成する、他方の質量体804に回動不能に結合されたフランジ体827が侵入しており、フランジ体の両側の壁803a,832の一方832の半径方向内側部と他方の質量体804との間にパッキン866があり該パッキンが一方で壁832の環状室内側範囲に当接し他方では他方の質量体804に支持されている。
請求項(抜粋):
原動機と動力伝達装置との間の振動を緩衝する装置であって、相対的に回動可能な、互いに同軸的に支承された2つの質量体エレメントの間に設けられた緩衝機構を有し、該緩衝機構の入力部は原動機に結合可能な一方の質量体エレメントでありかつ緩衝機構の出力部は動力伝達装置に、例えばクラッチを介して結合可能な他方の質量体エレメントである形式のものにおいて、緩衝機構が質量体エレメントの一方(803)の構造部分(803a,832)により形成された、少なくとも一部に粘性媒体、例えばペースト状媒体が充填されている環状室(829又は861+862)を有しており、該環状室内に蓄力部材(855)、例えばばねが含まれていて支持されており、かつ上記環状室内へ、他方の質量体エレメント(804)に相対回動不能に結合されたフランジ体(827)が侵入しており、該フランジ体が蓄力部材(855)のための他方の支持範囲(837a)を形成しており、かつ上記環状室が、フランジ体(827)の両側に延びている壁(803a,832)により形成されており、かつ上記蓄力部材が、上記環状室を半径方向外側から制限している壁範囲により、遠心力の作用下で支持されており、かつ上記壁(803a,832)の一方(832)が、半径方向内側へ自由に延びている端部範囲を有し、かつこの端部範囲と他方の質量体エレメント(804)との間にパッキン(866)が設けられており、該パッキン(866)が、一方では自由に延びている壁(832)の環状室内室側の範囲に当接しかつ他方では、上記他方の質量体エレメント(804)に支持され、軸方向でばね弾性的に緊縮されていることを特徴とする、振動緩衝装置。
IPC (3件):
F16F 15/131
, F16F 15/123
, F16F 15/16
FI (3件):
F16F 15/30 E
, F16F 15/12 C
, F16F 15/16 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭55-065728
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特開昭61-006445
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