特許
J-GLOBAL ID:200903024796187788

制御弁の診断処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-023779
公開番号(公開出願番号):特開2000-220535
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年08月08日
要約:
【要約】【課題】パージ制御弁などの制御弁の種々の異常を的確に分別診断することのできる制御弁の診断処理装置を提供する。【解決手段】キャニスタ36と吸気通路12とを連絡するパージ通路43(43a,43b)の途中には、ECU92からの制御信号に応じて開閉駆動されるパージ制御弁44が設けられている。ECU92は、エンジン11の始動直後にパージカットを開始した上で、その後のキャニスタ36内圧に基づいてパージ制御弁44の異常・正常を判断する。パージ制御弁44に異常があると判断した場合には、パージ制御弁44が閉弁状態で、且つ吸気圧が所定値以下にあるときのキャニスタ36内圧に基づき、パージ制御弁44が逆組付けの状態にあるか否かを判断する。さらに、強制閉弁を行い、その後のキャニスタ36内圧に基づいてパージ制御弁44が開固着状態か、異物噛み込みの状態かを判断する。
請求項(抜粋):
キャニスタ内の燃料蒸気を車載内燃機関の吸気通路にパージするパージ通路の通路途中に設けられ、該通路内を流れる燃料蒸気の流量を調節する制御弁であって、前記吸気通路側に連通する第1のポートと、前記キャニスタ側に連通する第2のポートと、同制御弁内部でこれら第1及び第2のポートを連通する連通室と、該連通室内における前記第1のポートの背面側からの付勢に基づいて同第1のポートと該連通室との間を開閉しもって前記第1及び第2のポート間を開閉する弁体とを備える制御弁の、前記弁体による前記第1のポートと前記連通室との間の閉塞が行われていない状態についてこれを診断処理する制御弁の診断処理装置であって、前記制御弁の閉弁指令時における前記吸気通路内の圧力と前記キャニスタ内の圧力との関係、及び前記制御弁の開閉指令に対応した前記キャニスタ内の圧力推移に基づいて、前記弁体が開いた状態で固着された異常と、前記第1及び第2のポートが前記吸気通路側及び前記キャニスタ側に対して逆に組み付けられた異常と、前記弁体と前記第1のポートとの間に異物が噛み込まれた異常とを分別して診断処理する診断処理手段を備えることを特徴とする制御弁の診断処理装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02D 41/02 325 ,  F02D 41/22 325
FI (3件):
F02M 25/08 Z ,  F02D 41/02 325 J ,  F02D 41/22 325 M
Fターム (12件):
3G301HA14 ,  3G301JB02 ,  3G301JB09 ,  3G301JB10 ,  3G301LA00 ,  3G301MA24 ,  3G301NE23 ,  3G301PA07Z ,  3G301PA11Z ,  3G301PB00Z ,  3G301PB08Z ,  3G301PF03Z

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