特許
J-GLOBAL ID:200903024807116624

多層構造スチレン系樹脂の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248213
公開番号(公開出願番号):特開平8-113620
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【構成】第1にスチレンと多官能性単量体を生成する共重合体のガラス転移温度(Tg)が0°C以上になるように乳化重合させ、第2に炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステルと多官能性単量体とを添加し、生成する共重合体のTgが0°C以上になるように乳化重合させ、第3にスチレン等のモノマーと多官能性単量体を添加し、生成する共重合体のTgが0°C以上でかつその屈折率が1.51〜1.60の範囲になるように乳化重合させ、第4にスチレン、シアン化ビニル化合物と多官能性単量体を添加して乳化重合させ、第5にスチレン、シアン化ビニル化合物を添加して乳化重合させて多層構造スチレン系樹脂を製造する。【効果】耐候性、耐衝撃性、光沢、耐熱性、機械的強度に優れ、特に成形品の透明度、従って発色性が優れる多層構造スチレン系樹脂を得ることができる。
請求項(抜粋):
第1段階として、スチレン50〜99.999質量%、炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステル及びシアン化ビニル化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物0〜45質量%及び多官能性単量体0.001〜5質量%を生成する共重合体のガラス転移温度が0°C以上になるように配合して乳化重合させ、ついで、第2段階として、炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステルと多官能性単量体を前者95〜99.999質量%、後者0.001〜5質量%の割合で新たに添加し、しかも、第2段階で新たに生成する共重合体のガラス転移温度が0°C以上になるように配合して乳化重合させ、ついで、第3段階としてスチレン、炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステル及びシアン化ビニル化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物と多官能性単量体を前者0〜99.999質量%、後者0.001〜100質量%の割合で新たに添加し、しかも、第3段階で新たに生成する共重合体のガラス転移温度が0°C以上でかつその屈折率が1.51〜1.60の範囲になるように配合して乳化重合させ、ついで、第4段階としてスチレンを60〜85質量%、シアン化ビニル化合物を15〜40質量%、炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステルを0〜15質量%及び多官能性単量体を0.001〜10質量%の割合で新たに添加して乳化重合させ、ついで、第5段階としてをスチレンを60〜90質量%、シアン化ビニル化合物を10〜35質量%及び炭素数1〜8の(メタ)アクリル酸エステルを0〜30質量%を新たに添加して乳化重合させることを特徴とする多層構造スチレン系樹脂の製造法。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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