特許
J-GLOBAL ID:200903024808122598

受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坪内 康治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-023249
公開番号(公開出願番号):特開平11-284679
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 回路規模が小さくて済む受信機を提供する。【解決手段】 BPSK、QPSK、8PSK変調によるディジタル信号が時間多重された受信信号を直交検波し、シンボル単位のI、QシンボルストリームデータI t 、Qt を出力する復調回路1Aの搬送波再生回路10A に、I軸の0以上の範囲について定義されたBPSK変調用の1つの搬送波位相誤差テーブル15-1A を用意する。リマッパ7AがIt 、Qt を受信信号位相回転角Θに対し、-Θだけ逆位相回転して絶対化したI0t、Q0tを出力すると、位相誤差検出処理回路70はI軸の正方向から見たI0t、Q0tが示す受信信号点の現在復調中の変調方式における目標位相収束角までのずれ角Θ ́を求め、リマッパ7Aに時分割でIt 、Qt を-(Θ+Θ ́)だけ位相回転させたときのI1t、Q1tに対応する位相誤差データをテーブル15-1A から読み出し、該位相誤差データが零となるように基準搬送波の位相を修正させる。
請求項(抜粋):
2相、4相、8相のPSK変調方式により変調されたディジタル信号が時間多重されたPSK被変調信号を、搬送波再生手段で再生された搬送波を用いて復調し、シンボル単位のI、Qシンボルストリームデータを出力する復調手段と、復調手段から出力された各シンボル毎のI、Qシンボルストリームデータの送信側に対する位相回転角Θを検出する受信信号位相回転角検出手段と、復調手段から出力された各シンボル毎のI、Qシンボルストリームデータの位相を、受信信号位相回転角検出手段で検出された位相回転角Θに対し、-Θだけ位相回転し、絶対位相化して出力する逆位相回転手段と、復調手段が復調中の変調方式を識別する変調方式識別手段と、を備えた受信機において、逆位相回転手段は、復調手段から出力された各シンボル毎のI、Qシンボルストリームデータの位相を、時分割で2種類の位相回転角だけ回転して出力し、2種類の内の1つが前記-Θとされており、一方、搬送波再生手段は、2相PSK変調方式における絶対位相化後で種々のI、Qシンボルストリームデータ組に対する搬送波位相誤差データを記憶した位相誤差テーブルと、変調方式識別手段で識別された変調方式に従い、I軸の正方向またはI軸の負方向の内、位相誤差テーブルに含まれている方を基準にして計った絶対位相化後の各シンボル毎のI、Qシンボルストリームデータ組が示す受信信号点の当該変調方式での目標位相収束角までのずれ角Θ ́を求め、逆位相回転手段に時分割で位相回転させる前記2種類の内、他の1つとして-(Θ+Θ ́)だけ位相回転させたときのI、Qシンボルストリームデータ組に対応する搬送波位相誤差データを位相誤差テーブルから読み出すことで再生搬送波の位相誤差を検出する位相誤差検出処理手段とを備え、位相誤差検出処理手段で検出された搬送波位相誤差データに基づき再生搬送波の位相を修正するように構成したこと、を特徴とする受信機。
IPC (3件):
H04L 27/227 ,  H04L 7/00 ,  H04L 27/22
FI (4件):
H04L 27/22 B ,  H04L 7/00 F ,  H04L 27/22 F ,  H04L 27/22 C

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