特許
J-GLOBAL ID:200903024808942757

超電導磁気シールド容器の冷却方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331371
公開番号(公開出願番号):特開平5-145275
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 磁気シールド容器1と、この容器を収納する二重の真空容器4,5と、熱伝導棒3と、冷凍機又は液体窒素タンク10と、ヘリウムガス導入手段7とを具え、磁気シールド容器1側壁外周に電気ヒーター線2が巻回され、温度計11により磁気シールド容器1の温度を計測しつつ電気ヒーター2が制御され、磁気シールド容器1に開口端に向かうに従って高温度となるような温度勾配が付与されて冷却される。電気ヒーター線2は通電により磁界を発生しないヒーター又は一端を結線した同軸型ヒーターとする。【効果】 安価で容易に酸化物超電導体の磁気シールド容器を磁束のトラップなしに冷却することが可能となり、これによって、SQUID磁束計を用いて生体磁気等の極微弱磁界を検出する場合のノイズを大幅に低減できる。
請求項(抜粋):
一端閉口/一端開口の円筒状もしくは角筒状の超電導磁気シールド容器を超電導体の臨界温度Tcよりも低温に冷却するに際し、磁気シールド容器の底部閉口端中心の一点より冷却を開始し、容器側壁に巻回した電気ヒーター線により容器側壁に底部より開口上端へ向かって高温となるような温度勾配を付与しつつ開口上端へ向かって冷却することを特徴とする超電導磁気シールド容器の冷却方法。
IPC (3件):
H05K 9/00 ZAA ,  H05K 7/20 ,  G01R 33/035 ZAA

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