特許
J-GLOBAL ID:200903024811140122

既設トンネルの拡大工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-076398
公開番号(公開出願番号):特開2003-269074
出願日: 2002年03月19日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 総延長が長い場合や、断面が小さい場合でも、経済的に拡幅を可能にすること。【解決手段】 拡大工法では、上半拡幅部20と、下半拡幅部22とを有し、既設トンネル10の全断面を内部に含む拡幅トンネル12を構築する。拡幅トンネル12を構築する際には、車両の通行を確保する逆凹形断面の簡易プロテクタ24を、既設トンネル10の覆工層14の内部に設置し、上半拡幅部20の掘削を下半拡幅部22よりも先行して行い、この先行掘削により形成したベンチ28上に移動式作業構台26を、既設トンネル10の軸方向に沿って移動自在に設置する。上半拡幅部20の掘削と覆工層14の天井部16の破壊撤去とを移動式作業構台26上からの作業で行う。下半拡幅部22の掘削と覆工層14の側壁部18の破壊撤去とを、側壁部18の側方の路盤上作業により行う。
請求項(抜粋):
既設トンネルの概略天井部上方に位置する上半拡幅部と、前記既設トンネルの概略両側部外方に位置する下半拡幅部とを有し、前記既設トンネルの全断面を内部に含む拡幅トンネルを構築する既設トンネルの拡大工法において、車両の通行を確保する逆凹形断面の簡易プロテクタを、前記既設トンネルの覆工層の内部に設置し、前記上半拡幅部の掘削を前記下半拡幅部よりも先行して行い、この先行掘削により形成したベンチ上に移動式作業構台を、前記既設トンネルの軸方向に沿って移動自在に設置し、前記上半拡幅部の掘削と前記覆工層の天井部の破壊撤去とを前記移動式作業構台上からの作業で行い、前記下半拡幅部の掘削と前記覆工層の側壁部の破壊撤去とを、前記側壁部の外方の路盤上作業により行うことを特徴とする既設トンネルの拡大工法。
IPC (2件):
E21D 9/00 ,  E21D 9/10
FI (2件):
E21D 9/00 B ,  E21D 9/10 H
Fターム (5件):
2D054AA05 ,  2D054AB07 ,  2D054AC20 ,  2D054BA22 ,  2D054DA17

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