特許
J-GLOBAL ID:200903024813696926

データ暗号化システム、情報処理装置、ICカード、記録媒体およびデータの暗号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-158421
公開番号(公開出願番号):特開平11-008615
出願日: 1997年06月16日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】電子メールの暗号方式において、ユーザにかかる負担を軽減させる。【解決手段】メールを送信する場合、ICカード15は、マスタ鍵152dとメールの宛先リストとを基にグループ鍵を生成する。これを受けて、クライアント情報処理装置15は、電子メールを実効鍵で暗号化するとともに、当該実効鍵をグループ鍵で暗号化する。そして、暗号化メールのヘッダに暗号化実効鍵と宛先リストとを付して送信する。一方、暗号化メールを受信した場合、ICカード15は、暗号化メールに付された宛先リストが自己を含んでいるか否かを判断し、含んでいる場合は、当該宛先リストとマスタ鍵152dとを基にグループ鍵を生成する。そして、生成したグループ鍵を用いて暗号化メールに付された暗号化実効鍵を復号化し、この実効鍵で暗号化メールを復号化する。
請求項(抜粋):
通信回線を介して接続された端末間で送受されるデータの暗号化を、鍵と呼ばれる情報を用いて行うデータ暗号化システムであって、データ送信側の前記端末は、第一の鍵と所定の情報とを基に、第二の鍵を生成する第一の鍵生成手段と、前記第一の鍵生成手段で生成した第二の鍵を用いて前記送信すべきデータの暗号化を行うとともに、前記暗号化したデータに、前記所定の情報を付加する暗号化手段と、を備え、データ受信側の前記端末は、データ送信側の前記端末から送信された、暗号化された受信データに付加された前記所定の情報を基に、当該受信データを復号化する権利があるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記受信データを復号化する権利があると判断された場合に、前記第一の鍵と前記受信データに付加された前記所定の情報とを基に、前記暗号化手段が当該受信データを暗号化するのに用いた前記第二の鍵と同一の鍵である第三の鍵を生成する第二の鍵生成手段と、前記第二の鍵生成手段で生成した第三の鍵を用いて前記受信データの復号化を行う復号化手段と、を備えることを特徴とするデータ暗号化システム。
IPC (3件):
H04L 9/08 ,  G09C 1/00 630 ,  G09C 1/00
FI (4件):
H04L 9/00 601 C ,  G09C 1/00 630 B ,  G09C 1/00 630 C ,  H04L 9/00 601 E

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