特許
J-GLOBAL ID:200903024824628140

圧縮機モータのトルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-220792
公開番号(公開出願番号):特開2002-044985
出願日: 2000年07月21日
公開日(公表日): 2002年02月08日
要約:
【要約】【課題】 高機能なマイクロコンピュータを必要としない圧縮機モータのトルク制御装置を提供する。【解決手段】 ブラシレスモータ5をインバータ4で駆動し、誘起電圧検出回路7a〜7cから出力される誘起電圧と基準電圧とを比較検出回路9a〜9cで比較してロータの機械的位置を判定し、制御回路10はトルクパターン制御法を用いて振動を抑制する際、インバータ駆動信号パターンが同一となる電気角で180°×m離れた区間同士の位置検出間隔のうち1組あるいは複数組の大小比較を行うことでロータ機械的位置を判定して、圧縮機の定振動化を図る。
請求項(抜粋):
1回転の負荷変動がある周期性を持つ圧縮機と、前記圧縮機の出力軸を駆動する機械角に対して電気角がm倍(mは2以上の整数)となるロータ極数が2×m極のブラシレスモータと、前記ブラシレスモータを駆動するためのインバータ電源と、前記ブラシレスモータの予め測定された負荷トルクの変動パターンに基づいたトルクパターンを記憶する記憶手段と、前記ブラシレスモータの誘起電圧を検出してロータ位置を検出するロータ位置検出手段と、前記ロータ位置検出手段の位置検出信号に基づいて前記ブラシレスモータの転流タイミングを決定し、目標速度と前記記憶手段に記憶されているトルクパターンに応じて印加電圧または電流を可変する制御手段とを備えたブラシレスモータの速度制御装置において、前記ロータ位置検出手段は、前記ブラシレスモータの各相巻線を接続した仮想中性点から得られる基準電圧を検出する基準電圧検出手段と、複数極の磁石を有するロータが回転することで発生する誘起電圧を検出する各相毎の誘起電圧検出手段と、前記基準電圧検出手段で検出された基準電圧と前記誘起電圧検出手段によって検出された各相誘起電圧とを比較してロータ位置情報を検出する比較検出手段と、前記比較検出手段の情報に基づいて1回転中を複数区間に分割して、区間毎に位置検出間隔Tnを検出し、前記インバータ電源の駆動信号パターンが同一となる電気角で180°×m離れた区間同士の位置検出間隔のうち1組あるいは複数組の大小比較を行ない、その比較結果から前記ロータの機械的位置を決定するロータ機械的位置決定手段と、前記ロータ機械的位置決定手段によってロータの機械的位置が決定していることを確認し、決定後にトルク制御を許可するトルク制御許可判定手段と、前記トルク制御許可判定手段によるトルク制御許可時は、この機械的位置に適したトルクパターンのデータを前記記憶手段から読み出し、このトルクパターンに基づいて前記ブラシレスモータの速度制御装置で決定された印加電圧または電流を補正することを特徴とする、圧縮機モータのトルク制御装置。
Fターム (15件):
5H560AA02 ,  5H560BB04 ,  5H560BB07 ,  5H560BB12 ,  5H560DA13 ,  5H560DA19 ,  5H560DC12 ,  5H560DC20 ,  5H560EB01 ,  5H560EC10 ,  5H560JJ02 ,  5H560JJ12 ,  5H560SS07 ,  5H560TT07 ,  5H560UA02
引用特許:
審査官引用 (8件)
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