特許
J-GLOBAL ID:200903024825347269
粘度調整装置における粘度検出方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 植木 久一
, 樋口 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-058647
公開番号(公開出願番号):特開2004-271218
出願日: 2003年03月05日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】インキ等の流動体の種類を変えても、それに対応して正確に粘度を求めることができ、最適な粘度に調整を行うことができるようにする。【解決手段】ダイヤフラムポンプと、その脈動数を検出する手段と、粘度演算手段と、粘度演算手段の演算結果に応じて粘度を調整する制御手段とを備えた粘度調整装置において、上記多数種の流動体のうち所定の基準流動体についての粘度と上記脈動数との対応関係である基準対応関係を予め調べて記憶しておく。そして、準備段階での較正処理として、流動体の粘度を実測し、その実測粘度と、脈動数の検出値と、基準対応関係とに基づき、粘度と脈動数との対応関係を較正するための換算用パラメータを求める。その後の実働運転中には、脈動数の検出値に基づき、上記基準対応関係と上記換算用パラメータとを用いて粘度を演算する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
希釈剤を含む多数種の流動体のうちの一つが通る流路に配置されて該流動体を流動させるダイヤフラムポンプと、このダイヤフラムポンプの脈動数を検出する脈動数検出手段と、この脈動数検出手段の検出値に基づいて粘度を演算する粘度演算手段と、この粘度演算手段により演算された粘度と設定粘度とを比較し、それに応じて流動体に対する希釈剤の供給を比例制御することにより粘度を調整する制御手段とを備えた粘度調整装置において、
上記多数種の流動体のうち所定の基準流動体についての粘度と上記脈動数との対応関係である基準対応関係を予め調べて記憶しておき、
上記対応関係が未知の流動体が使用される場合に、準備段階での較正処理として、当該流動体の粘度を実測し、その実測粘度と、そのときの脈動数検出手段による脈動数の検出値と、上記基準対応関係とに基づいて、粘度と脈動数との対応関係を較正するための換算用パラメータを求め、
その後の粘度調整のための上記粘度演算手段による演算時に、脈動数検出手段による脈動数の検出値に基づき、上記基準対応関係と上記換算用パラメータとを用いて粘度を演算することを特徴とする粘度調整装置における粘度検出方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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