特許
J-GLOBAL ID:200903024829700630

区画区分式プロセス環境における区画間制御のための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-192231
公開番号(公開出願番号):特開平5-181823
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 論理区画区分式データ処理システムにおいて区画間のバックアップ機能を全自動化してオペレータの介入を不要にする。【構成】 論理区画ごとに各々システムを確立し11、各々の論理区画のシステムの動作を別の論理区画のシステムに監視させる12。各論理区画のシステムには、他の論理区画のシステムの故障を検出した際に取るべき動作を規定したアベイラビリティ・ポリシーを備えておく。あるシステムが故障したならば、そのシステムの故障の際の応答動作を許可されているシステムが、プロセッサ・リソース/システム・マネジャ(PR/SM)機構等のハイパーバイザと通信して、そのハイパーバイザに、故障したシステムの論理区画に対する、システム・リセット、非活動化等の処理を行なわせる13。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの物理プロセッサを備え、該少なくとも1つの物理プロセッサに少なくとも2つの論理区画を設けるようにし、且つ、それら論理区画の各々にその論理区画に関連した制御プログラムを収容できるようにした論理区画区分式データ処理装置の、区画間制御装置において、a)前記少なくとも2つの論理区画のうちの第1論理区画の中の制御プロセスに、該少なくとも2つの論理区画のうちの第2論理区画に関する応答動作を開始することの許可を与える、許可手段と、b)トリガ事象と該トリガ事象に関連付けた1組の応答動作規定とから構成したポリシー規定手段であって、該1組の応答動作規定のうちの各々の応答動作規定が夫々制御プログラムを有し、且つ前記トリガ事象の発生時に開始すべき応答動作を指定しているようにした、前記ポリシー規定手段と、c)前記少なくとも2つの論理区画のうちの前記第1論理区画の中に設けたモニタ手段であって、該少なくとも2つの論理区画のうちのその他の論理区画のステータスをモニタして、該少なくとも2つの論理区画のうちのそれらその他の論理区画のうちの1つの論理区画の中のトリガ事象を検出するための、前記モニタ手段と、d)前記少なくとも1つの物理プロセッサの中に設けた、前記応答動作を開始させるためのハイパーバイザ手段と、e)前記少なくとも2つの論理区画のうちの前記第1論理区画の中の前記制御プロセスから前記ハイパーバイザ手段へ、応答動作の実行要求を伝達するための伝達手段であって、この要求伝達を行なうのは、前記モニタ手段が前記したように前記トリガ事象を検出し、且つ、前記許可手段が前記したように前記制御プロセスに許可を与えているときであり、更に、この要求伝達において実行要求される応答動作は、前記トリガ事象を生じる側の制御プログラムに関連付けられている応答動作規定が指定している応答動作である、前記伝達手段と、を備えた区画間制御装置。
IPC (3件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 15/16 ,  G06F 12/16 310
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-115547

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