特許
J-GLOBAL ID:200903024831220130

シートベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-020338
公開番号(公開出願番号):特開2004-230991
出願日: 2003年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】車両急減速時にフォースリミッタが作動した状態において、乗員の身体の拘束性が向上し、さらに、車両への設置が容易なシートベルト装置を得る。【解決手段】シートベルト装置10では、プリテンショナー34が車両16の急減速時に、巻取軸36を中心軸線周りで、且つ、矢印CCWの方向に回転させるため、ウエビング12が乗員の身体に密着して拘束性が向上する。さらに且つ、依然としてウエビング12には張力が作用するため、巻取軸36において外側のラップベルト50が内側のラップベルト48を巻き締めた状態となり、ウエビング12の巻取軸36に対する摺動が制限される。したがって、リトラクタ14のフォースリミッタが作動した状態においても、乗員の腰部はラップベルト50により確実に拘束される。また、リトラクタ14とプリテンショナー34とが別体とされているので、車両16への設置が容易である。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
車両の座席の側方に設けられたバックルに係合するタングプレートと、 基端部がフォースリミッタを有するリトラクタに巻き取られ、中間部が前記タングプレートに摺動可能に巻き掛けられ、先端部が前記タングプレートに係止されたウエビングと、 前記座席の前記バックルとは反対側の側方に設けられ、中心軸線に沿って並んだ一対の巻付部を有すると共に、前記ウエビングの前記タングプレートに巻き掛けられた部分と前記先端部との間の中間部が前記一対の巻付部の片方に摺動可能に巻き掛けられた巻取軸と、 前記巻取軸に連結され、前記車両の急減速による所定の加速度検知時に、前記タングプレートと前記巻取軸との間の前記ウエビング中間部のうち、前記タングプレートに係止された前記先端側の前記ウエビング中間部が、前記タングプレートに巻き掛けられた前記リトラクタ側の前記ウエビング中間部に対して外側に巻き付く方向に、前記巻取軸を前記中心軸線周りに回転させる巻取駆動源と、 を備えることを特徴とするシートベルト装置。
IPC (2件):
B60R22/46 ,  B60R22/28
FI (2件):
B60R22/46 ,  B60R22/28
Fターム (1件):
3D018MA01

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