特許
J-GLOBAL ID:200903024834342482
電圧制御発振器
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
小鍜治 明 (外2名)
, 小鍜治 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-156488
公開番号(公開出願番号):特開平5-007112
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 通信機器などに使用される電圧制御発振器に関するもので、弾性表面波共振子を用いた場合の温度特性を補償すると共に低雑音、低消費電力化を実現した、低価格かつ小型で優れた特性を持つ電圧制御発振器を提供することを目的とする。【構成】 発振用能動回路1の外部回路として、周波数伸張用コイル2、弾性表面波共振子3、可変容量ダイオードなどからなる共振回路を設け、3つの温度補償コンデンサ5、6、7を挿入することで温度特性を補償することができる。また温度補償コンデンサ5は、発振器のC/Nを高くする効果も持つ。さらに発振用能動回路1の内部にバイアス電流が切り換えられるスイッチング回路11を設けることにより、C/Nに関し、周波数に応じた最適なバイアス電流を流すことができ、低消費電力化が実現できる。
請求項(抜粋):
コルピッツ形の発振回路のトランジスタのコレクタを第1のバイパス容量で接地しコレクタ接地方式とし、前記トランジスタのベースとエミッタ間に第1の帰還容量を接続し、また抵抗素子を用いて対グランドへのベースバイアス供給を行い、前記トランジスタのエミッタとグランド間に第2の帰還容量と対グランドへのエミッタ抵抗と出力用のエミッタフォロワを接続し、前記の全ての回路素子を半導体集積回路内部に構成し、前記半導体集積回路のトランジスタのベースから外部回路として、ベースにインダクタと共振子と抵抗とが直列に接続され、前記共振子と前記抵抗間の1点と接地間にアノードが接地されるように可変容量ダイオードが設けられており、前記ベースと前記インダクタを結ぶ接続線上の第1の接続点と接地間、第1の接続点と前記インダクタ間、前記ダイオードと前記抵抗を結ぶ接続線上の1点と接地間の3ヶ所のうち、少なくとも2ヶ所に温度補償用コンデンサを備え、前記可変容量ダイオードのカソードに抵抗を通じて電圧を与えることにより発振周波数を制御することを特徴とする電圧制御発振器。
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