特許
J-GLOBAL ID:200903024841052481
空調機の診断装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-322624
公開番号(公開出願番号):特開2001-141279
出願日: 1999年11月12日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 従来の構成では、故障診断において予め記憶した正常時のモリエル線図と検知値と比較するため、例えば外気温度や冷媒配管の長さの違いまたは運転馬力等の設置環境の違いにより正常値が異なり正確に機器の異常を判定できない問題があった。【解決手段】 正常な状態の冷凍サイクル特性をサイクルシミュレーションし、外気温度等の設置環境が変化した場合でも運転正常値を算出する第1演算手段10と、機器の運転時の吐出温度,吐出過熱度を算出する第2演算手段12と、これらを比較し特に圧縮機オイル循環に関する正常,異常を判定するオイル量診断手段13を持つことで、如何なる設置条件下においても精度良く、機器の正常異常を的確に診断し、圧縮機の故障傾向を早期発見し、破損を未然に防止することができる。
請求項(抜粋):
圧縮機と四方弁と室外熱交換器と室外送風機とからなる室外ユニットと、室内熱交換器と室内送風機とからなる室内ユニットとから構成され、冷房運転時は、前記圧縮機,前記四方弁,前記室外熱交換器,前記室内熱交換器,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ冷房サイクルを形成し、暖房時は、前記圧縮機,前記四方弁,前記室内熱交換器,前記室外熱交換器,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ暖房サイクルを形成し、前記室外ユニットと前記室内ユニットは信号線で結び、前記圧縮機の出口近傍配管に設置された圧縮機出口温度センサと圧縮機出口圧力センサと外気温度センサと室内温度センサからの信号とサイクルシミュレーションの計算に必要な空調機の型名情報を前記信号線を経由し数値化する数値変換手段と、空調機の正常時の冷凍サイクル特性をサイクルシミュレーションを用いて演算し正常時の吐出温度と吐出圧力と吐出過熱度を算出する第1演算手段と、数値変換手段で得られた運転時の吐出温度と吐出圧力から運転時の吐出過熱度を演算する第2演算手段と、正常時の吐出温度,吐出圧力,吐出過熱度と運転時の吐出温度,吐出圧力,吐出過熱度を比較し吐出圧力一定で吐出温度と吐出過熱度が一定値以上の場合を基準に圧縮機のオイル潤滑状態が正常か異常かを判定するオイル量診断手段と、診断結果を表示する結果表示手段からなる第1診断装置を備えたことを特徴とする空調機の診断装置。
Fターム (7件):
3L060AA04
, 3L060CC02
, 3L060CC03
, 3L060CC04
, 3L060CC16
, 3L060DD06
, 3L060EE01
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