特許
J-GLOBAL ID:200903024841827661

改質型ガス化ガス発電プラントおよびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-029523
公開番号(公開出願番号):特開2002-235556
出願日: 2001年02月06日
公開日(公表日): 2002年08月23日
要約:
【要約】【課題】 ガス化ガス燃料中の窒素化合物に起因して発生するフュエルNOxを抑制し、さらには重質油あるいは石炭等をガス化する複合発電プラントの一層の熱効率向上およびプラント構成システムの簡素化によるコスト低減等を図る。【解決手段】 重質油あるいは石炭等をガス化炉でガス化し乾式精製した後に燃料改質部で改質することによって得られたガス化ガス燃料を主燃料として燃焼させるガスタービン燃焼器を少なくとも含む発電プラントにおいて、ガス化ガス燃料CG2と共に窒素酸化物RNOと空気または酸素AO2とを燃料改質部4に供給してガス化ガス燃料CG2中の窒素化合物と窒素酸化物RNOを酸素AO2の存在下で選択的に反応させて窒素(N2)に分解し、且つガスタービン7の全作動負荷条件範囲においてガスタービン燃焼器6の燃焼室の上流部を燃料過剰条件とする二段燃焼法とすることにより、燃料改質部4で分解されずにガス化ガス燃料CG3中に残留した窒素化合物と窒素酸化物RNOとが選択反応して燃焼室内における燃焼過程で窒素酸化物へ酸化されるのを抑制するようにしている。
請求項(抜粋):
空気または空気から分離生成した酸素を主成分とした酸化剤で重質油あるいは石炭等をガス化炉でガス化すると共に乾式精製した後に燃料改質部で改質することによって得られたガス化ガス燃料を主燃料として燃焼させるガスタービン燃焼器と、燃焼ガスにより駆動されるガスタービンと、前記ガスタービンに結合されて電力を出力する発電機とを少なくとも含む発電プラントにおいて、前記ガス化ガス燃料と共に窒素酸化物と空気または酸素とを前記燃料改質部に供給して前記ガス化ガス燃料中の窒素化合物と前記窒素酸化物を酸素の存在下で選択的に反応させて窒素に分解し、且つ前記ガスタービンの全作動負荷条件範囲において前記ガスタービン燃焼器の燃焼室の上流部を燃料過剰条件とする二段燃焼法とすることにより、前記燃料改質部で分解されずに前記ガス化ガス燃料中に残留した前記窒素化合物と前記窒素酸化物とが選択反応して燃焼室内における燃焼過程で窒素酸化物へ酸化されるのを抑制することを特徴とする改質型ガス化ガス発電プラント。
IPC (7件):
F02C 3/22 ,  C10J 3/02 ,  C10L 3/10 ,  F01K 23/10 ,  F02C 7/22 ,  F02C 9/28 ,  F23R 3/30
FI (8件):
F02C 3/22 ,  C10J 3/02 J ,  F01K 23/10 T ,  F01K 23/10 C ,  F02C 7/22 B ,  F02C 9/28 D ,  F23R 3/30 ,  C10L 3/00 K
Fターム (6件):
3G081BA02 ,  3G081BA13 ,  3G081BB00 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA22

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