特許
J-GLOBAL ID:200903024853895239

四輪駆動車の駆動力配分制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-251795
公開番号(公開出願番号):特開平5-305830
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 前後輪の一方へは直結駆動で他方へはトルク配分用クラッチを介して駆動力が伝達される四輪駆動車の駆動力配分制御装置において、適切な4輪駆動制御の基本性能を確保した上で燃費の向上を図ること。【構成】 車両の走行環境が適切な4輪駆動制御を必要とするか否かを判別し、不必要時には制御伝達トルクを選択し、必要時には、制御伝達トルクと環境対応伝達トルクのうち最大値を選択してクラッチ締結力制御を行なうクラッチ締結力制御手段gを設けた。
請求項(抜粋):
前輪あるいは後輪の一方へのエンジン直結駆動系に対し後輪あるいは前輪の他方への駆動系の途中に設けられるトルク配分用クラッチと、前後輪回転速度差を検出する前後輪回転速度差検出手段と、前記トルク配分用クラッチを介して伝達される伝達トルクとして、前後輪回転速度差情報に基づいて最適な旋回特性を得る制御伝達トルクを算出する制御伝達トルク算出手段と、前記トルク配分用クラッチを介して伝達される伝達トルクとして、特定の走行環境に応じた環境対応伝達トルクを制御伝達トルクとは別途に算出する少なくとも1つの環境対応伝達トルク算出手段と、車両の走行環境が適切な4輪駆動制御を必要とするか否かを判別する4輪駆動必要性判別手段と、前記4輪駆動必要性判別手段により車両の走行環境が適切な4輪駆動制御を必要としないと判別された時、制御伝達トルクのみを選択し、4輪駆動必要性判別手段により車両の走行環境が適切な4輪駆動制御を必要とすると判別された時、制御伝達トルクと環境対応伝達トルクのうち最大値を選択する伝達トルク選択手段と、前記伝達トルク選択手段により選択された伝達トルクが得られるように前記トルク配分用クラッチの締結力を制御するクラッチ締結力制御手段と、を備えていることを特徴とする四輪駆動車の駆動力配分制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-270641
  • 特開平1-145229

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