特許

J-GLOBAL ID：200903024855837597

ブーツ

発明者： 原田 正雄 ,  江川 裕司
出願人/特許権者： キョーラク株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-358070
公開番号（公開出願番号）：特開平6-137427
出願日： 1991年12月27日
公開日（公表日）： 1994年05月17日
要約：

【要約】【目的】 屈曲性および形状保持性ともに良好であり、全体としてコンパクトであって、大きく屈曲しても等速ジョイントの軸に接触せず、耐久性に優れた自動車の等速ジョイント用ブーツを提供する。【構成】 ブーツ1は、引張弾性率が100〜1000Kg/cm2 の比較的強度が大である弾性材料で構成される。蛇腹部2の両端に、大径固着部3と小径固着部4を有する。蛇腹部2は6山ないし8山の山部8a〜8gからなり、大径固着部3から数えて第1山部8aを除く各山部の頂点を順次結ぶ線が略直線aをなしている。最小径の山部8gの径D1は等速ジョイント5の軸7の軸径Dの約2倍である。各隣接する山部の径の差Laと上記軸径Dとの比率La/Dは大径固着部3から数えて第3山部8Cと第4山8dとの間を最も大きくし、かつその比率La/Dを少なくとも0.4とする。各隣接する谷部の径の差Lbと上記軸径Dとの比率Lb/Dを大径固着部3から数えて第2谷部9bと第3谷部9cとの間を最も大きくし、かつその比率Lb/Dを少なくとも0.5とする。

請求項（抜粋）：

引張弾性率が100〜1000Kg/cm2 の比較的強度が大である弾性材料で構成され、蛇腹部の両端に、等速ジョイントの外輪および軸に密に固着される大径固着部と小径固着部を有する自動車の等速ジョイント用のブーツにおいて、蛇腹部は6山ないし8山の山部からなり、大径固着部から数えて第1山部を除く各山部の頂点を順次結ぶ線が略直線をなし、最小径の山部の径を等速ジョイントの軸の軸径(D)の約2倍とし、各隣接する山部の径の差(La)と上記軸径(D)との比率(La/D)を大径固着部から数えて第3山部と第4山部との間を最も大きく、かつその比率(La/D)を少なくとも0.4とするとともに、各隣接する谷部の径の差(Lb)と上記軸径(D)との比率(Lb/D)を大径固着部から数えて第2谷部と第3谷部との間を最も大きくし、かつその比率(Lb/D)を少なくとも0.5としたことを特徴とするブーツ。

IPC (3件)：

F16J 3/04 ,  F16D 3/84 ,  F16J 15/52