特許
J-GLOBAL ID:200903024856724125

移動除塵機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 靖雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-185684
公開番号(公開出願番号):特開2000-001837
出願日: 1998年06月15日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】用水路の取水口に設けられたスクリーンの塵芥を除去するために、機動性、作業性及び費用対効果を改善した移動除塵機を提供する。【解決手段】移動除塵機Xの構成を、油圧ショベル等の油圧式建設機械Aを走行体及び制御装置本体として用い、アーム1(1b)先端にリンク3を介して上下方向に回動可能なバケット2を設け、バケット2の掬い面側に主に縦格子からなる篩分ネット2aを着脱可能に周設し、バケット2の前端縁にはプラスチック製のレーキ5をばね要素4(4b),5c により付勢して揺動可能で姿勢復帰可能に延設するとともに、バケット2の回動下限位置でレーキ5に対向するようにアーム1(1b)からブラケット7aにより支持され、かつ、バケット2にリンク7cを介して連結した塵芥押さえ用掴持補助部材7を臨設したものとする。
請求項(抜粋):
水力発電用の調整池、河川、上下水処理場等の用水路の取水口に設けられたスクリーンの塵芥を除去するための除塵機において、油圧ショベル等の油圧式建設機械を走行体及び制御装置本体として用い、スイングアームとショベルを取替えて、除塵専用のアームとバケットを備えた移動除塵機であって、アーム先端にリンクを介して上下方向に回動可能なバケットを設け、バケットの掬い面側に篩分ネットを着脱可能に周設し、バケットの前端縁にはレーキをばね要素により付勢して揺動可能で姿勢復帰可能に延設するとともに、前記バケットの回動下限位置で前記レーキに対向するように前記アームからブラケットにより支持され、かつ、バケットにリンクを介して連結した塵芥押さえ用掴持補助部材を臨設してなり、作業位置に移動して、陸上からスクリーンに捕捉された塵芥をレーキにより掻き上げてバケットに掬い、かつ掴持し、除去又は揚棄ないしは回収するようにしたことを特徴とする移動除塵機。

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