特許
J-GLOBAL ID:200903024857370645

インキユニットにおいて本刷りに適したインキ膜厚さを形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-265819
公開番号(公開出願番号):特開平8-183167
出願日: 1995年10月13日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【課題】 印刷開始前に又は印刷稼働モードの間でインキユニットを本刷りに適するよう予め充填でき、更に、著しい機械的及び測定技術的な費用をかけずに作業過程に組み込んで印刷ユニットを最良に準備できるようにする。【解決手段】 印刷プロセスを準備するため印刷機のインキユニットにおける印刷インキのなじみ運転プロセスを短縮及び簡素化するために、インキユニットローラにおいて補償インキ膜厚さを検出する。補償インキ膜厚さはインキユニットのインキ調量部材において調節されかつ理論的に無限の長さのなじみ運転プロセスにより全てのインキユニットローラに形成され、この場合、インキ膜厚さはインキ出しローラとインキユニットローラとの間のインキ送り中に補償される。補償インキ膜厚さは経験、計算又は測定技術により検出される。関連付けのために印刷版はカテゴリーに分割される。
請求項(抜粋):
実施すべき印刷稼働モードを考慮して準備するために又は中断された印刷稼働モードを継続するために、インキつぼ、インキ出しローラ、区分毎に配置されたインキ調量部材、多数のインキユニットローラから成るローラ列及び版胴を備えた印刷機、有利にはオフセット印刷機のインキユニット/湿しユニットにおいて、印刷インキのインキ膜厚を本刷りに適するように分配する方法であって、インキユニット内で基本インキ量が得られるまで及び印刷稼働モードのために必要なインキ調量プロフィルがインキ調量部材において調節されかつ印刷稼働モードのために印刷機が運転される前に、印刷機が紙送りを中断した状態で及びインキユニットローラを版胴から分離した状態でインキ調量部材を均一に開放しかつインキ移しローラを規定通り調節して運転されることによって、規定されたインキ量がインキユニットローラに分配される形式のものにおいて、所定の印刷稼働モード用の所要インキ量に関連してインキユニットを充填するための基本インキ量を検出し、これにより補償インキ膜厚さを検出し、補償インキ膜厚さに相応してインキ調量部材を調節し、この調節によって印刷機を、インキ調量部材において調節されたインキ膜厚さが全てのインキユニットローラにおいて同じに又はほぼ一定になるまで、運転することを特徴とする、インキユニットにおいて本刷りに適したインキ膜厚さを形成する方法。
FI (2件):
B41F 31/02 C ,  B41F 31/02 S
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-212860

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