特許
J-GLOBAL ID:200903024858119857
自立性配列複製電気化学発光核酸測定法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509934
公開番号(公開出願番号):特表平9-505464
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】本発明は目的の核酸配列を検出し定量するための改良方法に関する。本方法は一本鎖RNA、一本鎖DNA、二本鎖DNAを合成し、次いで電気化学ルミネッセント標識結合種を用いて検出することを含む。図は核酸中へのポリメラーゼ取込みのための電気化学発光標識ヌクレオチドを表している。
請求項(抜粋):
特定の核酸配列の検出方法であって、以下の工程からなる方法:(a) (i) 第一のオリゴヌクレオチドプライマー、 (ii) プロモーターのアンチセンス配列からなる第二のオリゴヌクレオチドプライマー、 (iii) 該プロモーターを認識するDNA依存性RNAポリメラーゼ、 (iv) RNA依存性DNAポリメラーゼ、 (v) DNA依存性DNAポリメラーゼ、 (vi) 一本鎖又は二本鎖のRNA又はDNAを加水分解することなくRNA-DNAハイブリッドのRNAを加水分解するリボヌクレアーゼ、及び (vii) リボヌクレオシド及びデオキシリボヌクレオシドトリホスフェートからなる試薬を含む単一の反応媒体を提供する工程、(b) 上記反応媒体中に、上記特定の核酸配列又は該特定の核酸配列に相補的な配列からなるRNA第一鋳型からなるRNAを、 (i) 上記第一のオリゴヌクレオチドプライマーが上記RNA第一鋳型にハイブリダイズし、 (ii) 上記RNA依存性DNAポリメラーゼが上記RNA第一鋳型を用いて上記第一のオリゴヌクレオチドプライマーの伸長によってDNA第二鋳型を合成し、これによりRNA-DNAハイブリッド中間体を形成し、 (iii) 上記リボヌクレアーゼが該RNA-DNAハイブリッド中間体からなるRNAを加水分解し、 (iv) 上記第二のオリゴヌクレオチドプライマーが上記DNA第二鋳型にハイブリダイズし、 (v) 上記DNA依存性DNAポリメラーゼが鋳型として上記第二のオリゴヌクレオチドプライマーを用いて上記プロモーターを上記DNA第二鋳型の伸長によって合成し、そして (vi) 上記DNA依存性RNAポリメラーゼが上記プロモーターを認識し、上記DNA第二鋳型を転写し、これにより上記RNA第一鋳型のコピーを提供するというサイクルが起こるような条件下で提供する工程、その後(c)上記条件を上記特定の核酸配列の目的の増幅を達成するのに十分な時間維持し、次いで (i) 電気化学発光種で標識された上記RNA第一鋳型に相補的な少なくとも一つのプローブ配列、 (ii) 結合種で標識された上記RNA第一鋳型に相補的な少なくとも一つの第二捕獲プローブ配列、 (iii) 上記第二プローブ配列に相補的な結合種で被覆されたビーズを添加する工程、その後で、(d)上記RNA第一鋳型にプローブがハイブリダイズし、上記第二捕獲プローブ上の上記結合種が上記ビーズ上の相補的な結合種と結合して、ビーズ結合複合体を形成するような、温度及び緩衝液の条件を提供する工程、次いで(e)上記電気化学発光種を用いて上記ビーズ結合複合体を検出する工程。
IPC (6件):
C12Q 1/68
, G01N 21/78
, G01N 33/53
, G01N 33/566
, G01N 33/58
, C12N 15/09
FI (6件):
C12Q 1/68 A
, G01N 21/78 C
, G01N 33/53 M
, G01N 33/566
, G01N 33/58 A
, C12N 15/00 A
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