特許
J-GLOBAL ID:200903024869488641

蒸発燃料パージ装置を有する内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272789
公開番号(公開出願番号):特開平5-086923
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】【目的】 機関の運転中は蒸発燃料を直接に内燃機関の吸気管へ吸入させてパージする。その量を正確に計量すると共に、空燃比の変動を避ける。【構成】 燃料タンク18の上部空間と内燃機関の吸気管9とを結ぶ蒸発燃料通路16,17にパージ制御弁1を設け、それと直列に絞り部21を形成し、その上流側に圧力センサ8と温度センサ20を設け、圧力センサ8の検出値が絞り部21において蒸発燃料の流速が音速となる臨界圧力比をもたらす所定の圧力値を越えているときに、制御装置19によってパージ制御弁1を開弁させて、流量が一定の蒸発燃料のパージ流を得るとともに、圧力センサ8及び温度センサ20の検出値と、パージ制御弁1の開弁時間から蒸発燃料のパージ量を演算し、場合によってはその値を表示し、パージした分だけインジェクタ12から噴射される燃料量を減量補正するように構成された内燃機関。
請求項(抜粋):
燃料タンクの上部空間と内燃機関の吸気管とを結ぶ蒸発燃料通路と、前記蒸発燃料通路を開閉するために設けられたパージ制御弁と、前記パージ制御弁と直列に前記蒸発燃料通路に形成された絞り部と、前記パージ制御弁及び前記絞り部のうち上流側にあるものの更に上流側の圧力を検出する圧力センサと、前記絞り部の上流側の温度を検出する温度センサと、前記圧力センサの検出値が、前記絞り部において蒸発燃料の流速が音速となる臨界圧力比をもたらす所定の圧力値を越えているときに、前記パージ制御弁を開弁させるとともに、前記パージ制御弁が開弁しているときに、前記圧力センサ及び前記温度センサの検出値と前記パージ制御弁の開弁時間に基づいて蒸発燃料のパージ量を演算して、前記パージ量に相当する燃料量だけ前記内燃機関のインジェクタから噴射される燃料量を減量補正するように作動する制御装置とを備えていることを特徴とする蒸発燃料パージ装置を有する内燃機関。
IPC (4件):
F02D 41/02 330 ,  F02D 41/04 330 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08 311

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