特許
J-GLOBAL ID:200903024879376213
静電潜像の現像方法及び現像装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 隆司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-236683
公開番号(公開出願番号):特開2000-066510
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【解決手段】 現像ローラ1の表面に正帯電用現像剤4を担持させて該現像剤4の薄層を形成すると共に、この現像剤に直接電荷を注入し、この現像ローラ1を潜像保持体3に接触又は近接させた状態で該潜像保持体3の表面に沿って回転させることにより、上記潜像保持体3の表面に現像剤4を供給して該潜像保持体3表面の静電潜像を可視化する現像方法において、上記現像剤4表面のイオン化ポテンシャルを4.5〜5.5eVとし、かつ上記現像ローラ1表面のイオン化ポテンシャルを、現像剤としてpH5以上のカーボンブラックを用いることにより上記現像剤4表面のイオン化ポテンシャル以下に調整して現像を行う。【効果】 トナーに直接電荷を注入してトナーの帯電量を増大かつ均一化することにより、通常のカブリや画像メモリー等の不良の発生を防止し得ると共に、トナーと現像ローラとの相性を容易かつ確実にコントロールして、高電位カブリの発生をも確実に防止し、画像不良が一切生じていない、良好な画像を長期に亘って確実に再現することができる。
請求項(抜粋):
良導電性シャフトの外周に導電層を形成してなる現像ローラの表面に正帯電用現像剤を担持させて該現像剤の薄層を形成すると共に、電荷注入手段により電圧を印加してこの現像剤に直接電荷を注入することにより該現像剤を正に帯電させ、この現像ローラを表面に静電潜像を保持した潜像保持体に接触又は近接させた状態で該潜像保持体の表面に沿って回転させることにより、上記潜像保持体の表面に正に帯電した現像剤を供給して該潜像保持体表面の静電潜像を可視化する現像方法において、現像ローラとして上記導電層がpH5以上のカーボンブラックを導電材として含有するものを用いると共に、上記現像剤表面のイオン化ポテンシャルを4.5〜5.5eVとし、かつ上記現像ローラ表面のイオン化ポテンシャルを上記現像剤表面のイオン化ポテンシャル以下に調整して、現像剤から現像ローラ表面への電子の移動を抑制することにより、現像剤の過帯電による高電位カブリの発生を防止することを特徴とする静電潜像の現像方法。
IPC (4件):
G03G 15/08 507
, G03G 15/08 501
, G03G 9/08
, G03G 15/06 101
FI (5件):
G03G 15/08 507 Z
, G03G 15/08 501 D
, G03G 15/06 101
, G03G 9/08
, G03G 15/08 507 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平3-233479
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特開平4-050879
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特開平4-034473
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現像ローラ及び現像装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-061812
出願人:キヤノン株式会社
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