特許
J-GLOBAL ID:200903024880384882

傾斜磁場ループにおいて挿入されたフィードフォワードループを有するMRI装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-540390
公開番号(公開出願番号):特表2003-514642
出願日: 2000年11月02日
公開日(公表日): 2003年04月22日
要約:
【要約】傾斜磁場パルスをMRI装置において制御回路によって発生し、前記制御回路において妨害の影響を発生しやすく、したがって、傾斜磁場電流パルスが、前記制御回路の入力部(33)における入力信号によって規定されるように正確には形成されない。この影響を、フィードバックによって軽減することができるが、前記制御回路における種々の容量性及び/又は誘電性素子(3,51)のため、いくつかの偏差が依然として残る。これらの偏差を、前記制御回路における制限されたバンド幅のため、十分に補償することはできない。本発明によれば、前記制御回路に、そのフィルタ特性が傾斜を導く構成要素(3,51)のインピーダンス特性の逆であるフィルタ(61,63)を含むフィードフォワードループ(57)を設ける。前記制御回路にフィードバックループも設けた場合、A/Dコンバータ41を、ディジタル実施形態の場合において信号経路に挿入することができ、誤差信号e(t)がきわめて小さくなるように、前記フィードフォワードループ(57)からの信号を遅延するために、前記アナログディジタルコンバータより前に遅延メンバ(35)を挿入することもできる。このとき、前記アナログディジタルコンバータ(41)を、小さいビット幅を有するように実現することができ、結果として、変換レートが所望の高い値に達することができる。
請求項(抜粋):
傾斜磁場装置を設けた磁気共鳴装置であって、前記傾斜磁場装置が、 傾斜磁場を該装置のイメージングボリュームにおいて傾斜磁場電流パルスによって発生する少なくとも1つの傾斜磁場コイルと、 前記傾斜磁場電流パルスを前記傾斜磁場コイルに供給するパワー増幅器と、 前記パワー増幅器に前記傾斜磁場電流パルスを表す制御信号を供給するために前記パワー増幅器の入力部に接続された制御回路とを含み、前記制御回路に、それによって前記制御信号を得る入力信号を受ける信号入力部を設けた、磁気共鳴装置において、 前記制御回路の信号入力部と前記パワー増幅器の入力部より前の点との間に、そのインピーダンス特性が、前記パワー増幅器の出力電流が通過する少なくとも1つの構成要素のインピーダンス特性の逆である少なくとも1つのフィルタを含むフィードフォワードループを挿入したことを特徴とする磁気共鳴装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/28
FI (2件):
A61B 5/05 342 ,  G01N 24/02 Y
Fターム (3件):
4C096AB33 ,  4C096AD09 ,  4C096CB08

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