特許
J-GLOBAL ID:200903024890909908

リニアアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123212
公開番号(公開出願番号):特開平9-303514
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【目的】 軽い力で伸縮でき、しかも外径寸法及び軸方向寸法を小さくできる構造を実現する。【構成】 ボールナット13aを、その外周面に固設したウォームホイール34を介して回転させると、出力軸51が軸方向に変位する。この出力軸51がスラスト荷重に抗して変位する際には、ローラクラッチ27がロックせず、上記ボールナット13aの回転を軽い力で行なえる。上記出力軸51に加わるスラスト荷重に基づいて上記ボールナット13aが回転する際には、上記ローラクラッチ27がロックする。この状態で上記ボールナット13aを回転させる為には、摩擦プレート31と相手面との摩擦力に打ち勝つ必要がある。従って、リニアアクチュエータが不用意に伸縮したり、或は勢い良く伸縮する事がない。
請求項(抜粋):
ハウジングと、このハウジングの内側に第一の転がり軸受を介して回転のみ自在に支持されたボールナットと、このボールナットの内側に、軸方向に亙る変位のみ自在に挿通された出力軸と、この出力軸の途中に設けられ、複数のボールを介して上記ボールナットと螺合したボールねじ部と、上記ボールナットの外周面に固設され、このボールナットを回転駆動する為の減速機を構成するギヤと、上記出力軸の周囲で上記ボールナットから軸方向にずれた位置に、この出力軸に対する回転を自在として支持された間筒と、この間筒と上記ハウジングとの間に設けられ、この間筒に加わるスラスト荷重を支承しつつこの間筒の回転を許容する第二の転がり軸受と、上記間筒の一部と上記ボールナットの一部との間で軸方向に亙り挟持された摩擦プレートと、上記間筒の外周面と上記ハウジングの内周面との間に設けられて、上記スラスト荷重に基づいて上記間筒が回転しようとする際にロックする一方向クラッチとを備える事を特徴とするリニアアクチュエータ。
FI (2件):
F16H 25/22 J ,  F16H 25/22 Z

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