特許
J-GLOBAL ID:200903024908156643
波長変換レーザ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-108659
公開番号(公開出願番号):特開2003-304019
出願日: 2002年04月11日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】 ビームに対する相対的な位置調整が容易でありながら、高出力の高調波レーザ光を取り出すことができる波長変換レーザ装置を提供する。【解決手段】 波長変換素子4として2個のQPM素子4a,4bを用い、各QPM素子において分極反転層の周期の均一性が良好な部分である、バルク結晶の上部に面する上面同士を対向して密着させ、実質的に1個のQPM素子として機能させる。また、上記密着面が、レーザ媒質3の反射層3aと出力ミラー6とで構成される光共振器内での光軸Cと一致するように、上記波長変換素子4を光共振器内に配置する。これにより、光軸Cの周りで分極反転層の周期の均一性が良好である部分は約2倍に拡大されるため、ビームの位置合わせが容易になり、その位置が多少ずれても高い変換効率が得られるので出力を大きくすることができる。
請求項(抜粋):
励起光を発生する励起光源と、該励起光で励起されて基本波光を放出するレーザ媒質と、該レーザ媒質から放出される基本波光を共振しつつ増幅する光共振器と、該光共振器の光路中に介挿され、前記基本波光から高調波光を生成する波長変換素子とを具備し、前記高調波光を光共振器の外部に取り出す波長変換レーザ装置において、前記波長変換素子は、バルク結晶の内部に周期的な分極反転層を形成して成る擬似位相整合型の波長変換結晶を複数個用い、その各波長変換結晶の分極反転層の周期の均一性が良好である部分に面する面同士を互いに密着させ、その密着面又はその近傍が前記光共振器内の光軸とほぼ一致するように配置されたことを特徴とする波長変換レーザ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (14件):
2K002AA05
, 2K002AB12
, 2K002BA03
, 2K002DA02
, 2K002EA07
, 2K002FA27
, 2K002GA04
, 2K002HA20
, 5F072AK03
, 5F072KK08
, 5F072KK12
, 5F072PP07
, 5F072QQ02
, 5F072YY16
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