特許
J-GLOBAL ID:200903024911216592

入口圧力の降下を減じたスクロール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510367
公開番号(公開出願番号):特表平8-502567
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】第1スクロール(1)と、この第1スクロールに対して動く第2スクロール(2)とを備えたスクロール式の流体機械であって、上記第1スクロールのベース(11)には、背面から前面に貫通してベース(11)の前面の外周部に開口する吸入穴(9)が設けられて、本体ケーシングの内部空間(70)内に放出される流体が、上記吸入穴を通ってスクロールの螺旋部材(12,22)の間に形成される圧縮容積の吸入側に流入するようになっており、これによって上記圧縮容積内の吸入圧力が最大にされ、体積効率が改善される。
請求項(抜粋):
(a)第1回転軸と、 (b)上記第1回転軸の第1中心軸から偏心した第2中心軸を有する第2回転軸と、 (c)第1ベースとこの第1ベースの前面に立設された第1螺旋部材とを備えて、上記第1中心軸の回りに回転可能な第1スクロールと、 (d)第2ベースとこの第2ベースの前面に立設された第2螺旋部材とを備えて、上記第2中心軸の回りに回転可能な第2スクロールと、 (e)上記スクロールの一方を他方のスクロールに対して動かすための手段と、 (f)上記第1および第2スクロールを収容する内部空間を有する本体ハウジングと、 (g)上記第1螺旋部材と上記第2螺旋部材との間に形成される圧縮容積に連通する本体ハウジング内の上記内部空間に開口して、この内部空間に流体を流入させるための吸入ポートとを備えるとともに、 (h)上記第1スクロールには、吸入穴が設けられ、この吸入穴は、上記第1ベースを背面から前面へ貫通して、この前面の外周部に開口し、かつ上記本体ハウジングの上記内部空間と上記圧縮容積の吸入側とを連通させることを特徴とするスクロール式の流体機械。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F01C 1/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特表平3-500914
  • 特開平4-076288

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