特許
J-GLOBAL ID:200903024912071083

細穴放電加工装置に於けるパイプ電極ガイド装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-219775
公開番号(公開出願番号):特開2001-038533
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 細穴放電加工での細径のパイプ電極のガイド装置の中間ガイドが、常に所定位置に位置すると共に、加工に使用されない無駄な部分を少なくしてパイプ電極の全長を有効に使用し得るようにする。【解決手段】 鉛直な案内軸131に複数個の案内軸受141〜143を摺動可能に嵌合させ、その間に圧縮コイルバネ151〜153を夫々介装し、各案内軸受の下側には、これに固定された筒状体161〜163が、上から順に、上側の筒状体内部に下側筒状体が順次入籠状態に積層して収納される寸法とし、最上部の筒状体163の下端部に当筒状体を支持する部材164の一端部を固定し、当支持部材の他端部を、先端に電極ホルダ14を有する主軸5に回転運動非伝達状態で押圧衝合させ、その他の筒状体162、161の下端部に中間ガイド171、172を支持する部材173、174を固定し、被加工物2の表面近くに先端部ガイド181を設ける。
請求項(抜粋):
加工ヘッドに軸方向の移動及び軸を中心とした回転が可能に鉛直に設けた主軸の先端部に電極ホルダを取り付け、該電極ホルダに細径で中空円筒状のパイプ電極を固定保持させて該パイプ電極先端を被加工物に対向させ、回転付与状態のパイプ電極の中空部を通して高圧の加工液を加工部に供給しながら、パイプ電極と被加工物間に間欠的に電圧パルスを印加して繰り返し放電パルスを発生させると共に、パイプ電極に上下方向の加工送りを与えて細穴の穿孔加工を行う細穴放電加工装置に於て、前記パイプ電極の加工送りを案内するパイプ電極ガイド装置であって、案内軸を鉛直に設け、該案内軸に複数個の案内軸受を摺動可能に嵌合させて配置し、前記案内軸の下端部を支持する部材と最下部に配置された前記案内軸受との間、及び前記複数個の案内軸受の隣接する各案内軸受間に圧縮コイルバネを介装し、前記複数個の各案内軸受の下側に位置する圧縮コイルバネを囲繞する下端が開口した筒状体を前記各案内軸受に固定して設け、且つ前記筒状体の内径を下側に隣接する筒状体の外径よりも大きい内径に形成して、最上部に配置された前記案内軸受が下方に摺動して前記圧縮コイルバネが圧縮されたとき下側の前記案内軸受と筒状体が上側の筒状体内部に順次積層状態で収納される入籠構造を形成し、最上部に位置する前記筒状体の下端部に固定されて該筒状体を支持する支持部材を前記主軸に回転運動非伝達状態で押圧衝合させ、その他の前記筒状体の夫々の下端部に中間ガイド支持部材を固定し、該中間ガイド支持部材に前記パイプ電極を案内する中間ガイドを支持させ、前記パイプ電極の先端部を位置決めして案内する先端部ガイドを被加工物の表面近くの加工部位に配置させて成ることを特徴とする細穴放電加工装置に於けるパイプ電極ガイド装置。
IPC (2件):
B23H 9/14 ,  B23H 7/26
FI (2件):
B23H 9/14 ,  B23H 7/26 Z
Fターム (8件):
3C059AA01 ,  3C059AB01 ,  3C059AB07 ,  3C059DA03 ,  3C059DA07 ,  3C059DD10 ,  3C059HA14 ,  3C059JA07

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