特許
J-GLOBAL ID:200903024922130215

ケーブル引込部の防水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-226645
公開番号(公開出願番号):特開2002-044837
出願日: 2000年07月27日
公開日(公表日): 2002年02月08日
要約:
【要約】【課題】 部品点数の削減、組立工程の簡略化および装置構成の低コスト化が図れるケーブル引込部の防水構造を提供する。【解決手段】 このケーブル引込部の防水構造では、皮剥ぎして露出されたドレイン線43を基端部にて切断して、アース接続用の被覆電線55を繋ぎ合わせた状態で、接続ケーブル31をケース体1内に引き込み、ケース体1の内側において最外被覆47の外周部から被覆電線群41およびアース接続用の被覆電線55の外周部にかけて熱収縮された第1の熱収縮チューブ61を装着する。熱収縮チューブ61の熱収縮処理の際、熱収縮チューブ61の内層部を構成する熱溶融性樹脂が溶融されて、被覆電線41a,55およびドレイン線43間の隙間内に侵入し、その隙間を封止する。また、最外被覆47内の隙間内には、最外被覆47の開口部47aを介して低粘性の接着剤が充填されている。
請求項(抜粋):
複数の被覆電線からなる被覆電線群と、複数の金属素線が編み合わされてあるいは撚り合わされてなるドレイン線と、前記ドレイン線と接触するようにして前記被覆電線群および前記ドレイン線を被覆する導電性のシールド層と、前記シールド層の外周に設けられる絶縁性の最外被覆とを備える接続ケーブルが、防水が必要な装置本体を収容するケース体内に引き込まれるケーブル引込部の防水構造であって、前記ケース体に設けられた貫通孔を介して前記ケース体内に引き込まれた前記接続ケーブルの末端部において前記最外被覆および前記シールド層が皮剥ぎされて露出された前記ドレイン線の露出部分が、その露出部分の基端部あるいは基端部近傍において切断され、その切断後の残留する露出部分の末端部にアース接続用の被覆電線が電気接続された状態で、前記ケース体内において、熱収縮樹脂からなる外層部と熱溶融性樹脂からなる内層部とを備える第1の熱収縮チューブが、前記接続ケーブルに外挿されて熱収縮され、前記最外被覆の開口部を覆うようにして前記最外被覆の外周部から、皮剥ぎにより露出された前記被覆電線群および前記アース接続用の被覆電線の外周部にかけて密着されていることを特徴とするケーブル引込部の防水構造。
IPC (6件):
H02G 3/22 ,  B60R 1/00 ,  H01R 4/70 ,  H01R 4/72 ,  H04N 5/225 ,  H04N 7/18
FI (7件):
H02G 3/22 A ,  B60R 1/00 A ,  H01R 4/70 G ,  H01R 4/72 ,  H04N 5/225 E ,  H04N 5/225 C ,  H04N 7/18 J
Fターム (18件):
5C022AA04 ,  5C022AC21 ,  5C022AC42 ,  5C022AC51 ,  5C022AC65 ,  5C022AC69 ,  5C022AC70 ,  5C022AC75 ,  5C022AC78 ,  5C054CC05 ,  5C054CD03 ,  5C054CE11 ,  5C054DA08 ,  5C054HA30 ,  5G363AA01 ,  5G363CA03 ,  5G363CA06 ,  5G363CB20

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