特許
J-GLOBAL ID:200903024924097070

断熱ピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-204655
公開番号(公開出願番号):特開平5-026110
出願日: 1991年07月22日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ピストンヘッドとピストンスカートとの間で良好な断熱状態を確保し且つ両者の間に介在する断熱プレートとガスケットとの反力を自由にコントロールできる断熱ピストンを提供する。【構成】 この断熱ピストンは、ピストンヘッド1のクラウン部8とピストンスカート2の上端壁部4との間に、部分安定化ジルコニア等の低熱伝導材から成る断熱プレート7及びガスケット10を配置し、ピストンヘッド1とピストンスカート2とをメタルフロー金属部材6を塑性変形させて固定すると共に、ピストンスカート2の結合部分24を塑性変形させてピストンスカート2の上端壁部4の上面13を断熱プレート7の下面16に密着させる。
請求項(抜粋):
金属製上端壁部に取付孔を形成したピストンスカート、前記取付孔に嵌合する取付軸部とを備えたセラミック製ピストンヘッド、前記上端壁部の上面と前記ピストンヘッドのクラウン部の下面の間に配置した断熱プレートとガスケット、及び前記ピストンスカートと前記ピストンヘッドを結合する金属製結合リングを有する断熱ピストンにおいて、前記結合リングを構成する金属部材と前記上端壁部の結合部分を加熱して塑性変形させ、前記金属部材を前記取付孔と前記取付軸部の間及び前記取付軸部の外周面に形成した周方向溝部に嵌入すると共に、前記結合部分を前記断熱プレートに密着させ、前記上端壁部を前記クラウン部側へ押圧することで前記断熱プレートと前記ガスケットの反力を調節したことを特徴とする断熱ピストン。
IPC (2件):
F02F 3/00 302 ,  F02F 3/00 301
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-093161

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