特許
J-GLOBAL ID:200903024926377320

特に自動車の液圧式のブレーキ装置に用いられる電磁作動式の弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-528030
公開番号(公開出願番号):特表2000-512585
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】弁(10)が、中空円錐状の弁座(28)と、球欠の形の閉鎖部材(37)とを備えた座弁(41)を有している。弁座(28)の中央には、圧力媒体入口(26)に接続される流入孔(29)が開口している。閉鎖部材(37)を備えたプランジャ(20)には、座弁(41)に閉鎖するように作用する磁気可動子(19)と、開放するように作用する戻しばね(23)とが係合している。原則的には切換弁として形成された弁(10)は以下の構成に基づき、安定した中間位置をとるように制御可能である。即ち、流入孔(29)の直径が、弁座(28)のシール直径にほぼ相当していて、弁座(28)の円錐頂角が最大でも90度であり、磁力が無段階式に変化可能であり、この場合、その磁力の経過を描く特性線は、弁開口行程が増加するにつれ単調に下降し、閉鎖部材(37)における圧力媒体及び戻しばね(23)による力が、弁開口行程が増加するにつれ単調に下降する特性線を有しており、この特性線の負の勾配は、磁力の経過を描く特性線の負の勾配よりも大きい。
請求項(抜粋):
特に自動車の液圧式のブレーキ装置に用いられる電磁作動式の弁(10)であって、 (イ)圧力媒体入口(26)と圧力媒体出口(33)との間に座弁(41)が設けられており、 (ロ)該座弁(41)が中空円錐状の弁座(28)と、球欠の形の閉鎖部材(37)とを有しており、 (ハ)前記弁座(28)の中央には、前記圧力媒体入口(26)に接続された流入孔(29)が開口しており、 (ニ)前記閉鎖部材(37)が、プランジャ(20)の円筒状区分(38)の端面において鋭角状の移行部を有して形成されており、 (ホ)前記プランジャ(20)には、閉鎖するように座弁(41)に作用する磁気可動子(19)と、開放するように座弁(41)に作用する戻しばね(23)とが係合している形式のものにおいて、 (ヘ)流入孔(29)の直径(D1)が、弁座(28)のシール直径(D2)にほぼ相当していて、 (ト)弁座(28)の円錐頂角(α)が最大でも90度であって、 (チ)弁(10)の磁気回路が、磁気可動子(19)に加えられて閉鎖部材(37)に伝達される磁力が無段階式に可変であるように形成されており、この場合、磁力の経過を描く特性線は、弁開放行程が増大するにつれ単調に下降し、(リ)圧力媒体と戻しばね(23)とにより形成される、閉鎖部材(37)における力(FP+FF)が、弁開放行程(H)の増加に伴い単調に低下する特性線を有し、この特性線の負の勾配率が、磁力特性線の負の勾配率よりも大きいように規定されていることを特徴とする、特に自動車の液圧式のブレーキ装置に用いられる電磁作動式の弁。
IPC (5件):
B60T 8/36 ,  B60T 13/68 ,  B60T 15/36 ,  F16K 1/34 ,  F16K 31/06 305
FI (5件):
B60T 8/36 ,  B60T 13/68 ,  B60T 15/36 Z ,  F16K 1/34 F ,  F16K 31/06 305 M
引用特許:
審査官引用 (6件)
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