特許
J-GLOBAL ID:200903024926740867

光メモリ読み出し装置用の半導体レーザ駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-283298
公開番号(公開出願番号):特開平6-132587
出願日: 1992年10月21日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 高価な駆動回路を必要とすることなく、歩留りの向上が図れ、かつレーザ光の単色性を維持できる状態で戻り光に起因する雑音を格段に抑制できる光メモリ読み出し装置用の半導体レーザ駆動回路を実現する。【構成】 鋸波電流源11から波長可変半導体レーザ素子12のレーザ波長制御用端子に光周波数変調振幅がf、変調周期がTの鋸波状波形の光周波数変調信号を与える。光周波数の時間率変化率Rは、R=f/Tとなる。レーザ光の出射時点〜帰還する迄の時間をτとすると、レーザ光の発振周波数と戻り光の光周波数の差Δは、Δ=R・τとなる。2つのレーザ光の干渉効果の大きさは、2つのレーザ光の光周波数の差Δと、それぞれのレーザ光のスペクトル線幅δνに依存しており、Δがδνに比較して大きい場合に両レーザ光の干渉は生じないので、δν≦Δ、即ちR≧δν/τに設定する。
請求項(抜粋):
単一縦モード発振する半導体レーザからの出力レーザ光を記録情報媒体に照射し、該記録情報媒体からの反射光を検出して情報を読み出す光メモリ読み出し装置用の半導体レーザ駆動回路であって、該出力レーザ光の光周波数の時間変化率Rと、該出力レーザ光のスペクトル線幅δνを、該出力レーザ光が出射された時点から該記録情報媒体の情報記録面で反射されて再度該半導体レーザに戻る迄に要する時間τで除した値δν/τとが、下記?@式で示す条件R≧δν/τ...?@を満足するように、該出力レーザ光の光周波数を、三角波状又は鋸波状に周期的に変調するようにした光メモリ読み出し装置用の半導体レーザ駆動回路。

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