特許
J-GLOBAL ID:200903024929610085

地中連続壁のプレストレス導入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-260948
公開番号(公開出願番号):特開平10-102487
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 地中連続壁の経済的かつ合理的な設計を可能にすること。【解決手段】 地中連続壁の本体10中には、シース管14に挿入され、下端が本体10に定着されたプレストレス鋼材16を埋設しておき、本体10の構築後に鋼材16に緊張力を導入する。本体10の内面側は、掘削面17まで一次掘削した後に、切梁18を設置して、最終根切掘削面19に至る二次掘削が予定されている。掘削に伴う曲げモーメントは、一次掘削時と二次掘削時とで大きく異なる。このような曲げモーメントに対して、従来は、下端の定着具30と上端の定着具31との間は、ほぼ一様な緊張力が導入されていた。ところが、区間Aにおいては、一次掘削時にはプレストレスが有効であるが、二次掘削時には、プレストレスに対処するための鉄筋が必要となる。そこで、区間Aの部分に予め縁切り材22を鋼材16に塗布しておき、一次掘削終了後、切梁18を設置した後に、鋼材16の緊張力を解除する。
請求項(抜粋):
地盤中に構築される鉄筋コンクリート製の地中連続壁の深度方向に沿って、予め、中空筒状のシース管に挿入され、下端が構築される地中連続壁の下部側に定着されたプレストレス鋼材を埋設しておき、前記地中連続壁の構築後に前記プレストレス鋼材に緊張力を導入する地中連続壁のプレストレス導入方法において、前記プレストレス鋼材の所定個所に、緊張後注入されるグラウト材との縁切り部分を設けることを特徴とする地中連続壁のプレストレス導入方法。
IPC (3件):
E02D 5/20 102 ,  E02D 17/04 ,  E04G 21/12 104
FI (3件):
E02D 5/20 102 ,  E02D 17/04 E ,  E04G 21/12 104 A

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