特許
J-GLOBAL ID:200903024933243127
インクジェットヘッドの温度制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102143
公開番号(公開出願番号):特開平8-295015
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 複数のインク室を有する圧電式インクジェットヘッドの温度に依存する印字の濃淡をなくし、印字品質を向上させる。【構成】 隔離壁2によって隔離された複数のインク室6を有し、弾性膜10を介して隔離壁2及びインク室6にそれぞれ対向して支持用圧電素子20及び吐出用圧電素子21を接合して形成するインクジェットヘッドにおいて、ヘッドにその温度を検出する感温素子24を取り付け、支持用圧電素子20をインクが吐出しない程度に伸縮させて発熱させ、吐出用圧電素子21を伸縮させてインク室6からインクを吐出させて印字を行い、感温素子24の検出信号により支持用圧電素子20の伸縮による発熱動作をON/OFF制御し、ヘッドの温度を一定に保持することを特徴とする。
請求項(抜粋):
(1)長手方向に平行な複数の溝を挟んで配列した圧電素子を備えた駆動部、各々隔離壁によって隔離した長手方向に平行な複数のインク溝を備えた上蓋、インク溝に連通するインク供給手段、(2)前記複数のインク溝を塞ぎ、複数のインク室を構成するように前記上蓋に接着した弾性膜、(3)及び前記複数のインク室にのそれぞに対応して連通するノズルを有し、(4)前記圧電素子が隔壁及びインク溝に交互に対向する位置において、弾性膜を介して上蓋の下に圧電素子を取り付けて構成し、圧電素子の伸縮ににより弾性膜を変形させてインク室のインクをノズルから吐出するインクジェットヘッドにおいて、(5)該インクジェットヘッドに、その温度を検出する温度検出手段を取付け、該温度検出手段により検出した温度が所定の温度より低いときは、隔離壁に対向する圧電素子に、インク室のインクが吐出しない程度の駆動電圧波形を加えて、伸縮させて発熱させ、インクジェットヘッドの温度を一定に保つよう制御することを特徴とするインクジェットヘッドの温度制御方法。
IPC (4件):
B41J 2/045
, B41J 2/055
, B41J 2/205
, B41J 2/125
FI (3件):
B41J 3/04 103 A
, B41J 3/04 103 X
, B41J 3/04 104 K
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