特許
J-GLOBAL ID:200903024933699473

インバータ式抵抗溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 聖孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358794
公開番号(公開出願番号):特開平5-177362
出願日: 1991年12月28日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】[目的]インバータ式抵抗溶接機の二次側回路で無通電の異常事態が発生したとき溶接作業の中断を最小限に抑えて、生産効率の向上をはかる。[構成]正常時は、二次側フィードバック方式で溶接電流I2 を設定値[I2 ]に一致させるような定電流制御が行われる。何かの原因で溶接通電サイクル中に二次側回路で溶接電流I2 が流れない事態が発生すると、無通電検出部44がその無通電の異常事態を検出してシステム制御部42に知らせる。システム制御部42は、溶接通電を中断または中止し、溶接ガン24を開放せしめ、インバータ制御部34にテスト通電を行わせる。このテスト通電において、一次側回路に電流I1 が流れなかった場合、システム制御部42は、溶接ガン24に再び被溶接物を挟ませ、インバータ制御部34に溶接通電を再開させ、一次側フィードバック方式の定電流制御による溶接通電を行わせる。
請求項(抜粋):
溶接トランスの二次側回路を流れる電流を設定値に一致させるための定電流制御を行うインバータ式抵抗溶接方法において、溶接トランスの二次側回路を流れる電流を検出する手段の出力信号に基づいて前記二次側回路における無通電の異常事態を検出すること、前記無通電の異常事態が検出された場合に、被溶接物から溶接電極を開放して前記インバータ回路を作動させ、前記溶接トランスの一次側回路を流れる電流を検出する手段の出力信号を基に前記無通電の異常事態に対する所定の検査を行うこと、前記検査で所定の検査結果が得られたとき、前記一次側電流検出手段の出力信号に基く定電流制御に切り換えて、溶接通電を再開すること、の諸ステップを有することを特徴とするインバータ式抵抗溶接方法。
IPC (4件):
B23K 11/24 394 ,  B23K 11/24 305 ,  B23K 11/24 335 ,  B23K 11/25 510

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