特許
J-GLOBAL ID:200903024943437930

可変容量圧縮機用容量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-086084
公開番号(公開出願番号):特開2003-278650
出願日: 2002年03月26日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】 弁のサイズを大きくしても大きなソレノイド力を必要としない可変容量圧縮機用容量制御弁を提供することを目的とする。【解決手段】 吐出室の吐出圧力Pdの冷媒を圧力Pcにしてクランク室へ流す通路に下流側から着座可能に配置された直径の大きな弁体21と弁孔を介して軸線方向に延びる直径の小さなピストンロッド24とを一体に形成する。弁体21に隣接して同軸上に弁体21によって開閉される弁孔と同じ直径のピストンロッド29とピストンロッド24と同じ直径のピストンロッド30とを一体に形成して配置し、これらピストンロッド29,30の連結部に吸入室の吸入圧力Psがかかるようにする。弁体21の下流側は、一方は通路25を介し、他方は通路31,35を介して両端に位置するピストンロッド24,30に圧力Pcを反対方向に作用させることで、その圧力Pcの影響をキャンセルする。
請求項(抜粋):
吸入室の圧力と吐出室の圧力との差圧を所定の差圧に保つように前記吐出室からクランク室に導入する冷媒量を制御して可変容量圧縮機からの冷媒の吐出容量を変化させる可変容量圧縮機用容量制御弁において、前記吐出室と前記クランク室とに連通する冷媒通路の間に前記クランク室の側から着座するように配置されて前記冷媒通路を開閉する弁体と、前記弁体の軸線方向に延びていて一端が弁孔を介して前記弁体に固定されるとともに前記弁体の有効受圧面積より小さな受圧面積を有する第1のピストンロッドと、前記弁体に隣接して同軸上に配置され、前記弁体の有効受圧面積と同じ受圧面積を有し、かつ、前記弁体の側と反対の側の端部に前記吸入室の吸入圧力を受ける第2のピストンロッドと、前記弁体に対して前記所定の差圧に対応したソレノイド力を与えるソレノイド部と、を備えていることを特徴とする可変容量圧縮機用容量制御弁。
IPC (3件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/00 361 ,  F16K 31/06 340
FI (3件):
F04B 49/00 361 ,  F16K 31/06 340 ,  F04B 27/08 S
Fターム (26件):
3H045AA04 ,  3H045AA27 ,  3H045BA19 ,  3H045CA02 ,  3H045CA03 ,  3H045DA25 ,  3H045EA13 ,  3H045EA26 ,  3H045EA33 ,  3H076AA06 ,  3H076BB33 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20 ,  3H076CC84 ,  3H106DA05 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DC02 ,  3H106DD05 ,  3H106DD07 ,  3H106DD09 ,  3H106EE34 ,  3H106FB11
引用特許:
審査官引用 (5件)
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