特許
J-GLOBAL ID:200903024943754910
生化学計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-109082
公開番号(公開出願番号):特開平11-304693
出願日: 1998年04月20日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 多数の試料を対象として効率よく生化学反応を計測することができる生化学計測装置を提供することを目的とする。【解決手段】 生化学計測対象の試料を収容する複数のウェル1が設けられたマイクロプレート2に、表面に金属薄膜が形成された凸部8をウェル1に対応した位置に有し、凸部8の反射面にプリズム9が設けられた光透過材質のセンサプレート7を装着する。ラインレーザ11よりレーザ光を照射し、プリズム9を透してこの凸部8の下端部の金属薄膜との界面に入射した光ビームの反射光をリニアPSD12で受光し、反射角、光量を計測部13で計測することにより、表面プラズモン共鳴現象を応用した生化学計測を複数の試料に対して同時に効率よく、しかも生化学反応を中断することなくリアルタイムで行うことができる。
請求項(抜粋):
生化学計測の対象となる液体試料を収容する複数の試料孔が設けられた試料容器と、前記試料孔の配列に対応した位置に前記試料孔に嵌入する凸部が設けられた光透過性材質のセンサプレートと、前記凸部の表面に形成された金属およびまたは半導体よりなる薄膜と、前記凸部の反対面に前記センサプレートと一体的に設けられたプリズムと、このプリズムに対して光ビームを照射する光源部と、前記プリズムを透して前記センサプレートと薄膜との界面に入射し、この界面で反射された前記光ビームの反射光の光量を検出する光検出手段とを備えたことを特徴とする生化学計測装置。
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