特許
J-GLOBAL ID:200903024956184950

ファスナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹井 浩毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-185795
公開番号(公開出願番号):特開平10-030622
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】仮組作業を容易にし、仮組付作業性を向上する。【解決手段】ピン部材10の軸部12をグロメット20の開口22に挿入して、ピン部材10が半挿入範囲内で移動可能になるが、弾撥片16が軸部12または筒部23に弾撥的に当接し、ピン部材10を仮組位置へ戻す方向へ付勢し、仮組位置では係合部15が仮拘束部26に当接してピン部材10の抜けが規制されるので、ピン部材10が仮組位置近傍に保持されるようにし、仮組作業が容易になり、仮組状態でピン部材10とグロメット20とのガタツキが減少して、仮組付作業性を向上することができる。
請求項(抜粋):
グロメットの頭部に開設された開口にピン部材の軸部を挿入していき、挿入終了時に、前記開口の周縁に連続して延設された筒部の延設部を、前記ピン部材の軸部が押し広げるようにしたファスナにおいて、前記ピン部材の挿入初期位置と挿入終了位置との間の半挿入範囲内に設定される仮組位置で、係合部が当接して前記ピン部材の抜けを規制する仮拘束部と、前記軸部または前記筒部の一方から前記軸部または前記筒部の他方に弾撥的に当接し、前記ピン部材を前記係合部と仮拘束部とが当接する方向へ付勢して、該ピン部材を前記仮組位置に保持する弾撥片と、前記軸部または前記筒部の一方に設けられ、前記ピン部材を前記仮組位置からさらに挿入する際に前記弾撥片を収容する収納空間とを備えたことを特徴とするファスナ。

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