特許
J-GLOBAL ID:200903024956722740

ダイコーティング装置およびダイコーティング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125927
公開番号(公開出願番号):特開平10-320770
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 ダイコーティング装置の支持体移動方向下流側リップ先端部の形状を適正化することで、上部塗布層を幅方向に均一な厚みでかつ、高速時においても安定した薄膜状態が得られるダイコーティング装置およびダイコーティング方法を提供する。【解決手段】 連続的に走行する支持体上にプレコート液を塗布するプレコート液用ダイと、上記プレコート液用ダイによって塗布されたプレコート液の一部を掻き取るとともに更に一層以上の塗布液を塗布する塗布液用ダイとを備え、上記塗布液用ダイの支持体移動方向下流側のリップは、上記支持体と対向する先端部に面取りが施され、少なくとも一部に曲面を有する面取り面が形成されており、上記面取り面は、支持体移動方向上流側が平面であり、支持体移動方向下流側が曲面である。
請求項(抜粋):
連続的に走行する支持体上にプレコート液を塗布するプレコート液塗布手段と、上記プレコート液塗布手段によって塗布されたプレコート液の一部を支持体移動方向上流側のリップのエッジにより掻き取るとともに、更に一層以上の塗布液を塗布するスリットを有する塗布液用ダイとを備え、上記塗布液用ダイの支持体移動方向下流側のリップは、上記スリット先端側のエッジ部が面取りされ、スリット面に対して傾斜する傾斜平面が形成されるとともに、この傾斜平面と上記リップの支持体移動方向下流側傾斜面とで構成されるエッジ部が曲面とされていることを特徴とするダイコーティング装置。

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