特許
J-GLOBAL ID:200903024962016946

キサンチンデヒドロゲナーゼ及び該酵素の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野崎 銕也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-196938
公開番号(公開出願番号):特開平10-023887
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 耐熱性に優れたキサンチンデヒドロゲナーゼを提供する。【解決手段】 特定の理化学的性質を有するキサンチンデヒドロゲナーゼを産生する能力を有するシュードモナス属に属する微生物を培養し、培養物から該酵素を採取することを特徴とするキサンチンデヒドロゲナーゼの製造方法。
請求項(抜粋):
次の理化学的性質を有するキサンチンデヒドロゲナーゼ。(1)作用【化1】(2)基質特異性ヒポキサンチン、キサンチンに対して作用する。(3)至適pH及び安定pH至適pHは8.9付近であり、pH7〜9において60°Cで30分加熱しても失活しない。(4)至適温度及び作用適温至適温度は60°C付近、作用適温は40〜70°C。(5)熱安定性pH7における酵素活性の半減期は、40°Cにおいて130時間、50°Cにおいて120時間、60°Cにおいて25時間である。(6)阻害Cu2+、Zn2+、Pb2+、Mn2+によって阻害を受け、Ag+、Hg+によって著しい阻害を受ける。(7)活性化電子受容体を必要とする。(8)分子量ゲルろ過法による分子量は141,000。(9)サブユニットの分子量SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法によるサブユニットの分子量は56,000及び84,000。(10)ミカエリス定数ミカエリス定数(Km)はキサンチンに対して0.327mM、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドに対して0.060mM。(11)等電点等電点電気泳動法による等電点(pI)は6.0。
IPC (2件):
C12N 9/02 ,  C12R 1:38
引用特許:
出願人引用 (1件)

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