特許

J-GLOBAL ID：200903024962884972

アルカリ蓄電池用正極板

発明者： 尾崎 博樹 ,  佐々木 秀樹
出願人/特許権者： 日本電池株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-160889
公開番号（公開出願番号）：特開平9-320582
出願日： 1996年05月30日
公開日（公表日）： 1997年12月12日
要約：

【要約】【課題】アルカリ蓄電池を長期間使用しないで放置すると開路電圧が低下し、充放電を数サイクル繰り返さないと放置前の放電容量まで回復しないことや、充放電を繰り返しても放置前の容量が得られなくなるという問題があった。【解決手段】酸化物皮膜を有するニッケル多孔体表面に、コバルトと、少なくともニッケル、カドミウム、亜鉛およびランタンから選ばれた2種以上の元素の合計とのモル比が20:80〜97:3であるコバルト混合化合物を具備し、その上に水酸化ニッケルを主体とする活物質を保持することを特徴とするアルカリ蓄電池用正極板を用いる。なお、前記水酸化ニッケルを主体とする活物質に対する前記コバルト混合化合物の割合は、前記混合化合物を水酸化物として換算した場合に1〜20wt%含まれることが好ましい。

請求項（抜粋）：

酸化物皮膜を有するニッケル多孔体表面に、コバルトと、少なくともニッケル、カドミウム、亜鉛およびランタンから選ばれた2種以上の元素の合計とのモル比が20:80〜97:3であるコバルト混合化合物を具備し、その上に水酸化ニッケルを主体とする活物質が保持されていることを特徴とするアルカリ蓄電池用正極板。